Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Cantatas Vol.1 : R.Lutz / J.S.Bach Stiftung Orchestra & Choir
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 11/May/2018
自分が若かった頃、J.S.Bachの教会カンタータは未だ全集が存在せず、H.RillingとHarnoncourt/Leonhardtが全集化を進めていましたが、やはり圧倒的な存在感を放っていたのはKarl Richterの選集でした。あれから40年、今では全集も上記のH.Rilling、Harnoncourt/Leonhardt以外にも、片手に余るくらい存在し、進行中の全集も複数で、Bachファンとしては考えられない位に恵まれた選択肢がある幸せな時代になりました。Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St Gallenの進行中の企画も、その有力な選択肢の一つで、自分はロ短調ミサの好演で初めてその実力を知り、それ以前から徐々に発売されていたカンタータを購入しました。20世紀における古楽復興の発祥の地でもあった、バーゼル・スコラ・カントルムの教官であるRudolf Lutzを中心としたこの演奏は、当然の事ながら、演奏法・楽譜考証に厳格な作業を経た歴史的演奏であるわけですが、(近年のロ短調ミサがそうであったように)それ以上に非常に強靭な生命力と現代的なリズム感覚に満ちあふれたもので、ともすると歴史的であるよりもやや劇的に傾くくらいの、生き生きとしたものです。声楽・管弦楽とも、ベテランでないにしてもかなり実力者揃いのようで、その演奏能力は全く不安のない、非常にレベルの高いもの、おそらくプロばかりでないと想像される合唱も、適切な指導のもとにプロ集団に何ら遜色の無い素晴らしい歌唱を聴かせています。第1集に収録されてる3曲は、教会カンタータとしては、Richterの選集にも収録されている有名曲ばかりですが、過去のどの演奏者のカンタータ集にも負けない好演を聴かせており、ピリオド楽器ながら、その表現意欲の強い鮮明な演奏はそれこそ古のRichterの名演を懐かしく思い起こさせます。これだけ選択肢の拡がったJ.S.Bach/教会カンタータ集において、様々なタイプの演奏が割拠するのは当然の事で決定盤というものは存在し難くなってると思いますが、そういった中でこのRudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St Gallenの全集は、現在最もレベルの高いものの一つであることは間違いないのではないでしょうか。ルネサンス・バロック音楽ファンにはもちろんですが、ピリオド楽器が苦手な方にも十分御薦めできる好演、好企画ではないかと思います。0 people agree with this review
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