Quatuor Pour Le Fin Du Temps: Beroff Gruenberg De Peyer W.pleeth
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スノードロップ | 広島県 | 不明 | 02/April/2025
若きベロフが名手たちと成し遂げた最高のメシアン!硬質で黒光りするようなベロフのピアノが冴え渡り、メシアン特有の神秘的沈潜から強靭な強奏まで、凄まじい程の表現力でこの名作を描き尽くす。勿論各奏者とも絶妙の語り口で聴かせるが、特に名手ド・ペイエによる第3楽章のclソロは神懸り的で、楽器の表現力を最高に発揮させたその超絶技巧に思わず戦慄。そして奏者たちの持ち味が存分に発揮された第6楽章のシンフォニックなまでのアンサンブルと鮮やかな切れ味、第7楽章での神聖な歌と破壊的な強奏の痛烈な対比、カタルシス(チョーカッコイイ!)。白眉は第5楽章及び終楽章の深い祈りと神秘的沈潜で、永久に続く息の長い天国的な歌に我が心も天に召される思い…!黒つぐみは名手ツェラーのフルートが光り、太めの質実な音色と品格、そしてカラヤン時代のBPOを支えた卓越したテクで鮮烈な名演を成し遂げた。コンタルスキーのピアノもツェラーに寄り添いつつ存在感抜群でベロフにも負けぬ好演。録音は古いがオン気味で鮮明、各楽器の質感もリアルで良好。0 people agree with this review
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めざし男 | 越谷 | 不明 | 14/August/2006
これはよい。作曲者本人による楽曲ごとの聴き所コメントまで載っている。1から8が初披露された状況を偲び、冬の寒い夜、暖房をつけずに、蝋燭の灯り1つにした部屋で聴いてみたい。聴き終わった後に口ずさめる旋律など1箇所もないが、聴き終わった後に「何か壮大なものを聴いた…」という達成感がある。9の最後のほうにあるフルートと高音域ピアノによる超速い演奏が実に煌びやかだ。2 people agree with this review
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