北村朋幹: 夜の肖像 Nachtbilder-beethoven: Piano Sonata, 13, 14, Schumann, Bartok, Kurtag
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うーつん | 東京都 | 不明 | 15/August/2022
様々な思索を生む“夜”の多面的な肖像を、音楽によって構築した一枚。発売当初から気になっていたのだが、数年経ちようやく入手した。そして聴いた。 まず、曲の構成から他のピアニストと一味違ってくる。全五曲がシンメトリーに配置(ハンガリーの作曲家が両端を固め、その内側にベートーヴェンの幻想曲風ソナタを配置し、中心にシューマンの夜曲。「夜」というテーマによって4人の作曲家が結ばれ、その曲が奏されて独特の場を創り出していく…。 夜の闇の中、風にたなびく雲月の光が辺りを照らし出すような、闇と仄かな光の風景を連想させる。そんな連想に合わせるように、曲によってさまざまなファンタジーや沈思が浮かんでは消えていく…。 こうやって書くと演奏はダークでナルシスティックなものかと思われるかもしれないが、さにあらず。醒めた目で楽譜が読まれ、明晰なタッチで音楽化されていると思う。私のような素人が上に書いた中途半端な夜のイメージだけでなく、理性的な絵筆で描かれた「肖像」である。そして、だからこそ夜という独特な時空間に喚起された幻想や思索を生み出すのかもしれない。 純粋に音楽を聴きたい方、音楽と思索の世界を行き来したい方、ファンタジーの旅をしたい方いずれにもおすすめしたい。どなたにも新しい「夜の向こう側」が発見できると思う。0 people agree with this review
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