COMP.SYMPHONIES:RATTLE/BPO (+BRD)
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pyon | 東京都 | 不明 | 04/March/2021
映像付きのブルーレイがうれしい。CDで音だけで聴くのとはまた異なり、映像付きだと説得力がずいぶん違う。これは特にラトルの場合、顕著なのではないかと感じる。カラヤン時代のシューマンとはまったく異なるがそれがラトルのBPO。1 people agree with this review
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ぶーわん | 東京都 | 不明 | 02/July/2014
自主レーベル開始というだけあって、非常に力の入った商品だと思う。CDに加えてブルーレイが入っていて、しかもブルーレイ・ビデオとオーディオの両フォーマットが収録。ハイレゾ・ダウンロードも可能でまさにてんこ盛りだが、別々に買うことを考えればまずまずの値段と言ったところか。音声では、ブルーレイ・オーディオが新鮮。96kHz/24bitということだが、CDと比べると断然に優れている。実はこれまで、SACDのありがたみを実感したことは比較的少ないのだが、今回はハイレゾで聴くことによって、「演奏の内容がよりよく分かる」と確信した。正直言って、CDには戻れないかも。これを聴くと、ハードディスク・プレイヤーを買ってみようか、という気にさえなる。音楽的には、何よりもベルリン・フィルの演奏、という印象を持った。ラトルの個性も、1841年版を採用した「第4番」等に充分に出ていると思うが、それ以上にオケの存在感が圧倒的。パワフルな音、精緻な合奏力はもちろんのこと、メンバーひとりひとりが全力で弾いている「気」がビリビリと伝わってきて、「さすがはベルリン・フィル」とやたらに感心してしまう。ここまでバリバリに弾きまくっているのに、合奏は整然としているし、響きのテクスチュアも実に透明である。個人的なお気に入りは、「第4番」。解説でラトルが言っているように、改訂版の鬱屈したデモーニッシュさとは別の清新で初々しさを感じさせる解釈で、1841年版の演奏としてトップクラスに属すると思う。また「第2番」のアダージョも息をのむ集中力を示し、深く沈潜してゆく音調に思わず引き込まれてしまう。総じて、レーベル・スタートの気概を感じさせる「攻めた」内容。ハイレゾの音質で聴くと楽しみも倍増で、オケ・ファンにとっては総合的に楽しめるセットだと思う。3 people agree with this review
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