TOP > Music CD・DVD > Classical > Stravinsky (1882-1971) > Le Sacre du Printemps, Petrouchka : F-X.Roth / Les Siecles

Stravinsky (1882-1971)

CD Le Sacre du Printemps, Petrouchka : F-X.Roth / Les Siecles

Le Sacre du Printemps, Petrouchka : F-X.Roth / Les Siecles

Customer Reviews

Showing 5 star reviews > Read all customer reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 5 of 5 items

  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  23/February/2019

    センセーショナルな騒動を引き起こしたと言う”春の祭典”が再現されている と言ってもいいのかもしれない ピリオド楽器による演奏が齎したものなのか それともロトの指揮が描き出した音響図なのか おそらくどちらの働きもが相乗した結果なのだろう しかし出現した刺激の激烈さと起伏の大きさには驚きを禁じ得ない 音塊の立体感と音響の透明感は只事ではない それは”ペトルーシュカ”も同様のソノリティを実現されている ストラヴィンスキーのスコアが透視図のように浮き出てくる 改めてその革新性に眼を見張る思いだ 魅入られてしまう人が出て不思議じゃない 故に一方ドビュッシーのように拒否反応を強く示す人が出ても当然だと思う さてこの後どうするのだろうか もう誰も演奏できないのではないか これと比較されるとしたら手も足も出し辛くなる ロト&シエクル盤の衝撃はなかなか消えそうもない 兎にも角にも まだなら あなたも如何

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  01/May/2018

    来日公演の切符を買い損ねた(涙)。何故一回しかやらないわけ?ということで買ったCDですが、成る程、これは面白い。古楽器というんだけれど、バッハやベートーヴェンというのではなく、20世紀初頭の楽器ですから、そういう予想と随分違う。シャープで透明だけど鄙びた音というのとは180度違います。むしろ色彩の爆弾が炸裂!みたいな感じ。「春の祭典」は昔マルケヴィッチが日フィルを振った時、舞台にドス黒い空気が広がっていったみたいな感じだったのを今でも覚えているけれど、これはそういう殺気立ったバーバリズムとは無縁の演奏。ダイナミズムに不足はないけど(リズムの弾み方!)、愉しい!ストラヴィンスキーというか、師匠のリムスキーの音楽を聴いているみたい。ただ、実演でもこういう音がするのかなぁ?確かめたかった。同時にクルレンツィスのも聞いたけど、こっちはマルケばりをロックでやったみたいな演奏だったな。音もシンセサイザーみたい。あれもライブであんな音がするんだろうかと思ったけれど、二人のがオケを取り替えてもこうなるんでしょうか?

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    50代音楽馬鹿  |  千葉県  |  不明  |  05/December/2014

    演奏は文句なしだが、ペトルーシュカで使用されているピアノは原盤解説書に書かれてるようにプレイエルでありエラールではないですよ。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    zap  |  東京都  |  不明  |  16/July/2014

    「春の祭典」を初演時のスコアで同時代楽器でやって…って、当時こんなに上手いはずないだろ!とまず突っ込みたくなる。だが、ロト&レ・シエクルの場合、とりあえず同時代楽器でやってみました、という部分が売りなのではないし、スキャンダラスな初演時の再現を試みているわけでもない。彼らの真骨頂は同時代楽器を用いることで立ち現れる響きや特に音色への感性につきる。今回、バソンやコル、小トロンボーンなど管楽器に注意がいきがちだが、実は管のいい意味での薄く透明な響きにからみあう弦とのバランスこそが聴きどころだと思う。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    タケセン  |  千葉県  |  不明  |  23/June/2014

    新鮮、シャープ、快感を呼ぶ演奏で、一日で三回も聴いてしまいました。春の祭典を連続で何度もというのは、始めての経験です。春の祭典には、いろいろなアプローチにより優れた演奏が多数あります。それぞれに独自のよさがあり、どれか一つと言いうわけにはいきませんが、この初心に戻ったロトの演奏は、実に刺激的で面白く、とてもお勧めです。二曲目の「ペトルーシュカ」も初演時の1911年版によりますが、明るく透明な音で、冴えたリズムと、楽しさに溢れる素晴らしい演奏です。ストラヴィンスキーは改定などする必要はなかったのです。初版が一番刺激的で面白い!  なお、ロトのつくる生き生きとした新鮮な音楽を聴いていて、イギリスのガーディナー指揮による時代楽器を用いたベートーヴェン(交響曲全集と合唱幻想曲)の快演を思いましたが、解説を読むと、彼は、ガーディナーのアシスタントを務めていたとのこと! 似ているわけですが、ガーディナーは、革新的ですが、やはりイギリス人、コモンセンスを感じさせます。ロトは、より明晰性が強い、evidence!

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 5 of 5 items