Lunaris
Customer Reviews
-
(0 posts)
-
(1 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-
hiro | 愛知県 | 不明 | 17/June/2014
イギリスのピアニストFrank Harrisonの「First Light(2006年)」「Sideways(2012年)」に続くトリオ作品「Lunaris」。 Harrisonは、11歳からピアノを始め、15歳にして演奏活動を開始。渡米してBerklee音楽院で学んだ後、イギリスに戻り、様々なミュージシャンとの共演を重ねると共に、自己のトリオを率いて活動を続けています。 本作のリズムセクションは、Dave Whitford (b)、Enzo Zirilli (ds)で、前作から一新されています。 12曲中6曲がHarrisonのオリジナル、メンバー3人の共作が2曲、スタンダードが4曲という構成になっています。録音は、2013年9月から2014年2月にかけてイギリスにて。 冒頭の「My Love and I」は、柔らかく、優しげなHarrisonのピアノがたまらないバラードで、このアルバムにスッと入り込むことが出来ます。 続く「I’m Old Fashioned」は、一転して軽快なドラムスのサポートに、ピアノが歌い、ベースもリズミックなソロを披露する曲で、スタンダードのアレンジにも秀でたものを感じさせます。 3曲目「Stars」は、フリー感覚のピアノソロ。4曲目、とぼけたタイトルの「An Evening of Spaceships and UFOs」は、3人による、これまたフリーインプロビゼーション。 5曲目「Io」は、シンセを味付けに用いた曲で、美しい情景が目に浮かぶような、雰 囲気重視の曲です。 メンバーを一新したことで、Harrisonも新たな意気込みで、このレコーディングに 臨んだのでしょう。 ボッサ風味が心地よい7曲目「Ascent」や、トラディショナルを切なげにピアノで歌 い上げた10曲目「The Recruited Collier」など、他にも佳曲が揃い、全体に落ち着 いた中にも、適度な冒険心が感じられるアルバムに仕上がっていると思います。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items