名ピアニストたちとの出会い
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JCS | 神奈川県 | 不明 | 16/August/2014
これは嬉しい立派な本だ。大冊ではない。名著といふやうな判断は私みたいな素人にはできない。著者の略歴に生年が書かれてゐないことが、この頃散見されるのはどうしたことか、女性でもあるまいし。本文から1938年生れと拝察した。すみません私は知らなかつたのですが、現役著名ピアニストにして教授。そして各国各地のコンクール審査員を歴任とある。 作品111について「お説教というより、むしろ曲を解剖していくアラウ。天から降りてくる霊感を伝えようとするゼルキン。リヒテルは大陸を徒歩で横断し、ケンプはスケッチブックを持って海岸を散歩する。そしてべネデッティ・ミケランジェリは、機械好きな少年が目を輝かすかのようにピアノに向かうのだ。」(ABMの章) ほぼ100人のピアニストについて、ヨーロッパとわが国での演奏会やコンクールなどの体験ばかりのやうで!録音には殆ど言及されてゐない。だからリパッティとかハスキルとか論述されてゐない人たちもある。 それぞれがみな聴き分けられ、特徴、特質やエピソード(と略歴)が述べられる。誰が一番などといふことは言われてゐないが、どのやうに尊敬畏敬が払はれてゐるかは、文章から分る。(またそれほど払はれてゐない人もゐる。)だから落ち着いて冷静に読める。 前書きに「ヨーロッパにおけるピアニストの価値がどこにあるか、歴史的な必然性がどのような演奏に現れるか、よりよく理解してもら」ひたいといふ著者の希望が述べられてゐる。それがどこまで理解できるか、たのしみです。0 people agree with this review
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