Missa Solemnis : Klemperer / New Philharmonia (1965, 1967)(Hybrid)
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タイガー哲 | 東京都 | 不明 | 29/December/2011
いずれのレビューにもあるように、まことに巨大かつ真摯な演奏。比較して他の演奏を聴いたことがないが、その必要を認めないというのが本音である。→ クレンペラーの指揮振りとそれに応えるオケ。なんともいえぬ醍醐味があるが、みなさんあまり評価されていないコーラスのすばらしさが、この音源の評価をいや増していると思う。コーラスマスターのウィルヘルム・ピッツの薫陶が行き届いているということであろう。でなければあの「いらち」(これは大阪弁です)のクレンペラーがここまでコーラスを持ち上げることはできなかっただろう。指揮者かコーラスのどちらかが音を上げていたはず。→ 録音はたしかに古いが雰囲気は豊か。KINGSWAY HALLの残響の美しさを十分に捕らえていて、聴いていて心地よい。EMIは不思議なレコード会社で、モノラル最終期からステレオ初期にかけての録音は非常にデッドな音撮りのものが多く、それがクレンペラーの録音を還暦近くなるまで聴かなかった大きな理由。いわゆる「食わず嫌い」であった。聴いていたのはほとんど国内盤のLPであったから、東芝EMIの音作りに問題があったのかもしれない。→ なにはともあれ、これからミサ・ソレムニスを聴こうという人には第一番に推薦したい。あなたがクリスチャンでなく、ラテン語が理解できず、歌詞の意味が分からなくても、祈りの世界に引き込まれ、その「荘厳」さに打たれることは間違いない。それほどの演奏であるということ。発売当時の「レコード芸術」誌の評価が特薦でなく、「推薦」であるというのは理解できない。当時はクレンペラーに対する正しい評価がなされていなかったというほかない。 →は段落を示します2 people agree with this review
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fujiken | 岩手県 | 不明 | 01/September/2009
なんという巨大なスケールなんでしょう。ベートーヴェンの音の壁がクレンペラー特有の崇高な精神性を伴って押し寄せてくるようです。まさに「荘厳ミサ曲」という題名にふさわしい超名演だと思います。録音は、40年以上前のものということもあり、前のレビュアーの方も指摘されていますが、特に高音が厳しい面がありますが、この壮大な演奏の前には些細な問題でしかないと感じます。0 people agree with this review
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KM | Hakata | 不明 | 06/October/2008
マタイほどすごくなかったが、最初から終わりまで音楽がちゃんと構築されている...といっても、何のことだかわからんだろうが、とにかく他の人の演奏は退屈するけど、この人のはしない。0 people agree with this review
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アーヴァーズ大好き | 神奈川県 | 不明 | 11/February/2008
「荘厳××」という曲の指揮には、クレンペラーが最適だと思います。広大な裾野を擁した富士山を眺めるような聴き応えがあり、充実度100%。もしコルボが指揮したらこうはいかないでしょう。0 people agree with this review
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じょーじ | 岐阜県 | 不明 | 14/January/2008
録音が古く、強奏で音が歪む部分もあり残念なところでもあるが、演奏は紛れもない最高の演奏。0 people agree with this review
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どんねこ | 北海道 | 不明 | 30/September/2007
私はこの一枚で、ベートーヴェンにはまりました。これを聞いた後では同曲の他の演奏は必要ない、と感じるんです。ちょっと暴論。2 people agree with this review
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為朝 | 京都府 | 不明 | 04/October/2006
これこそ人類の遺産と呼ぶにふさわしい大名盤。部分的に問題があるのは仕方ないことで、全体が完成されているからこそこの難曲をここまで見事に聴かせられるのだ。0 people agree with this review
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beethovenplace | 海外 | 不明 | 15/March/2006
実は小生、二十年経ってもこの壮大な曲を理解できずにいます。しかしながら、理解しようと沢山聴いた演奏のなかで、クレンペラーのこの演奏だけが今手許に残っています・・・。「Credo」の偉大さに圧倒されました。1 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 01/April/2005
POとの第9LIVEと並んでBeethovenそのものを具現しているかのように思えるありがたい遺産であり、他の演奏家がまねをしようと思ってもできるはずのない孤高の芸術がある。そういったことを考えたり感じたり、つまり襟を正させる精神がここにはある。破天荒な人生だったようですが、今更ながら真に偉大な芸術家だったのですね。(あるいは預言者としての一面もあるような)0 people agree with this review
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ペ・チャン・カト | 岐阜出向中 | 不明 | 22/February/2005
圧倒されます。何をか言わんや。0 people agree with this review
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TARO | 不明 | 09/March/2003
幽体離脱できそうな感覚になりました。天にも昇れる気分です。0 people agree with this review
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こんちゃん | 沼津 | 不明 | 27/April/2001
正座して、背筋をピンと伸ばして聴かないといけない気になる音楽。 アマオケで演奏する機会に恵まれたときに、このCDを何十回と聴き こんだのを思い出します。今まで2枚のCDだったのが、1枚になっ たことも大きなメリットです。クレンペラーの真骨頂、ここにあり。0 people agree with this review
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Dr_Otto_Klemperer | 横浜市 | 不明 | 20/February/2001
私の愛聴盤です。遅いテンポによる堂々とした進行、ルバート・リタルダンド・アッチェレランドを排した格調高い演奏です。ドイツ精神主義とも言うべき深遠さは、他の指揮者には求められないでしょう。演奏時間が超ド級なら、感動も超ド級です。まさに大指揮者の至芸です。初1 people agree with this review
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Dr_Otto_Klemperer | 横浜 | 不明 | 02/February/2001
大変格調高い、名解釈です。80歳を越えたクレンペラー博士のベートーヴェンの中では最高といっても過言ではありません。全体をしっかり把握した俯瞰力と隅々まで目が行き届いた演奏は、それまで幾度となく病気や怪我で悩まされてもすべて克服した大指揮者の強い意気込みを0 people agree with this review
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