Sym, 4, 5, : Gardiner / Vpo
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 05/June/2011
ルーペルト・シェトレ著の「舞台裏の神々」には、明らかにガーディナーのことを指摘しているとわかるような記述がある。それによると、ウィーン・フィルはガーディナーのことを「イギリス系のひどくいけ好かない」指揮者と考えていたようで、シューベルトの交響曲第9番「ザ・グレート」のリハーサルの際にもひどく巧妙な復讐を企てたらしい。ガーディナー自身もテンポ感覚が全くなかったようで、本盤の交響曲第4番の録音の際には400箇所にも及ぶ継ぎはぎが必要であったとのことである。これによって、ガーディナーはDGからレコード録音の契約解除を言い渡されたということらしい。したがって、本盤におさめられた演奏についても、事後にかなりの編集が行われたと言えるが、その上で仕上がった演奏(作品)としては、素晴らしい名演と高く評価したいと考える(ルーペルト・シェトレの指摘のように、編集技術の絶大な威力のおかげと言えるのかもしれない。)。少なくとも、本演奏を聴く限りにおいては、ガーディナーとウィーン・フィルの緊張した関係を感じさせるものは何もないと言える。本演奏で素晴らしいのは、何よりもウィーン・フィルの奏でる音の美しさと言うことであろう。メンデルスゾーンの交響曲第4番及び第5番の他の指揮者による名演について鑑みれば、トスカニーニ&NBC交響楽団による超名演(1954年)を筆頭として、ミュンシュ&ボストン交響楽団による名演(1957〜1958年)、カラヤン&ベルリン・フィルによる名演(1971年)、第4番だけに限るとアバド&ベルリン・フィルによる名演(1995年)などが掲げられる。したがって、ウィーン・フィルを起用した名演は皆無と言えるところであり、その意味でもウィーン・フィルによる両曲の演奏は大変に貴重ということができるのではないだろうか。ガーディナーには大変申し訳ないが、本演奏にはバロック音楽における個性的な指揮で素晴らしい名演の数々を成し遂げている常々のガーディナーは存在していない。むしろ、ウィーン・フィルがCDとして演奏を商品化するに当たって、「イギリス系のひどくいけ好かない」指揮者を黙殺して、自分たちだけでもこれだけの美しい演奏ができるのだというのを、自らのプライドをかけて誇示しているようにさえ思われるのだ。もっとも、我々聴き手は演奏に感動できればそれでいいのであり、これだけ両曲の魅力、そして美しさを堪能させてくれれば文句は言えまい。なお、本盤には、メンデルスゾーン自身が後年に第2〜4楽章に施した交響曲第4番の改訂版がおさめられており、世界初録音という意味でも貴重な存在である。これは、いかにもバロック音楽などにおいても原典を重んじるガーディナーの面目躍如とも言える立派な事績であると考える。録音は本盤でも十分に満足できる音質ではあるが、先日発売されたSHM−CD盤は、若干ではあるが音質はより鮮明になるとともに、音場が広くなったように思われる。いまだ未購入の方で、ウィーン・フィルによる希少な両曲の美しい本名演をよりよい音質で聴きたいという方には、SHM−CD盤の方の購入をお奨めしておきたい。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 28/May/2011
ルーペルト・シェトレ著の「舞台裏の神々」には、明らかにガーディナーのことを指摘しているとわかるような記述がある。それによると、ウィーン・フィルはガーディナーのことを「イギリス系のひどくいけ好かない」指揮者と考えていたようで、シューベルトの交響曲第9番「ザ・グレート」のリハーサルの際にもひどく巧妙な復讐を企てたらしい。ガーディナー自身もテンポ感覚が全くなかったようで、本盤の交響曲第4番の録音の際には400箇所にも及ぶ継ぎはぎが必要であったとのことである。これによって、ガーディナーはDGからレコード録音の契約解除を言い渡されたということらしい。したがって、本盤におさめられた演奏についても、事後にかなりの編集が行われたと言えるが、その上で仕上がった演奏(作品)としては、素晴らしい名演と高く評価したいと考える(ルーペルト・シェトレの指摘のように、編集技術の絶大な威力のおかげと言えるのかもしれない。)。少なくとも、本演奏を聴く限りにおいては、ガーディナーとウィーン・フィルの緊張した関係を感じさせるものは何もないと言える。本演奏で素晴らしいのは、何よりもウィーン・フィルの奏でる音の美しさと言うことであろう。メンデルスゾーンの交響曲第4番及び第5番の他の指揮者による名演について鑑みれば、トスカニーニ&NBC交響楽団による超名演(1954年)を筆頭として、ミュンシュ&ボストン交響楽団による名演(1957〜1958年)、カラヤン&ベルリン・フィルによる名演(1971年)、第4番だけに限るとアバド&ベルリン・フィルによる名演(1995年)などが掲げられる。したがって、ウィーン・フィルを起用した名演は皆無と言えるところであり、その意味でもウィーン・フィルによる両曲の演奏は大変に貴重ということができるのではないだろうか。ガーディナーには大変申し訳ないが、本演奏にはバロック音楽における個性的な指揮で素晴らしい名演の数々を成し遂げている常々のガーディナーは存在していない。むしろ、ウィーン・フィルがCDとして演奏を商品化するに当たって、「イギリス系のひどくいけ好かない」指揮者を黙殺して、自分たちだけでもこれだけの美しい演奏ができるのだというのを、自らのプライドをかけて誇示しているようにさえ思われるのだ。もっとも、我々聴き手は演奏に感動できればそれでいいのであり、これだけ両曲の魅力、そして美しさを堪能させてくれれば文句は言えまい。なお、本盤には、メンデルスゾーン自身が後年に第2〜4楽章に施した交響曲第4番の改訂版がおさめられており、世界初録音という意味でも貴重な存在である。これは、いかにもバロック音楽などにおいても原典を重んじるガーディナーの面目躍如とも言える立派な事績であると考える。録音は従来盤でも十分に満足できる高音質ではあったが、今般のSHM−CD化によって音質はより鮮明になるとともに、音場が広くなったように思われる。ウィーン・フィルによる希少な両曲の美しい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。2 people agree with this review
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ロバ頭 | 森の中 | 不明 | 17/February/2009
この録音で貴重なのは、実はガーディナーが4番の改訂稿の第2〜4楽章を併録していることである。このCDの初出時に解説の記述に誤りがあることがじきに指摘されたのだが、今回は直っているのだろうか?ジャケットの英語を見ると「イタリア」の改訂稿の世界初録音と書いてある。実は現在お馴染みのものは基本的に初稿に基づいており、作品初演後に作曲者自身が手を加えて第2〜4楽章は改訂稿を仕上げたが、第1楽章は改訂の必要を感じつつ果たせなかったということらしい。このCDでは両方の組み合わせを素晴らしい演奏で聴けるのがとても良い。1 people agree with this review
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kuniko89 | 愛知県豊橋市 | 不明 | 04/May/2008
今、私にとって「イタリア」のベスト盤。理由として、第一に、オーケストラが非常に綺麗。第二に、小細工無しで、のびやかな演奏。第三に、音色が明るく、録音が素晴らしい。以上を持って、とにかく曲の美しさに浸りきれる演奏で、大満足。0 people agree with this review
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crazy | hyogo | 不明 | 26/January/2008
普通に良い。どれを聴こうか迷った時についつい聴いてしまう演奏。確かにカラヤンの4番は極度にレガートが効いてて癖がある。それとは少し正反対という感じがこのガーディナーの4番か。特に1楽章はハツラツとしていて初々しい感じを出しているが、最後の少し悲しいのか嬉しいのかなんともいえない響きがたまらない。ついつい聴いてしまうのは私だけか?0 people agree with this review
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Johannes | 埼玉県 | 不明 | 18/December/2007
第4番はレヴァイン、BPOのものと、第5番はノリントン、シュトゥットガルト放送響のものと比較したが、細かいところは抜きにして、大体同じ感じである。ガーディナー、VPOもレヴァインもノリントンも一流である。第4番・第5番はもう付け加えるものがないと思う。私はカラヤンの全集を持っているが、こちらは独特の癖があってあまり好きでない。1 people agree with this review
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