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CD Michelangeli: Grange De Meslay Recital-beethoven, Schubert, Debussy, Chopin (1975)

Michelangeli: Grange De Meslay Recital-beethoven, Schubert, Debussy, Chopin (1975)

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  • ★★★★☆ 

    CosiCosi  |  神奈川県  |  不明  |  29/January/2014

    クールビューティと言われるミケランジェリのこれは熟考された情熱的な名演。ベヒシュタインのピアノをまるで試し弾きしているようなスペイシーなテンポ設定も希有。ドビュッシーの愛したベヒシュタインならではのドビュッシー表現も和声と音の残像を考慮してか、意識的なノンペダリングで不思議な残響感を醸し出す。確かにテンポはすべてがいつものというか他の演奏会より遅くたっぷりと情感豊かに人間的(笑)に歌っている。遺作のシューベルトのアンダンテも感動を与える。但し解説にはないのだが一体どのように録音されたものかが不明。ハンブルクから来ていたリヒテルのヤマハピアノの担当者の話では無造作に録られたプライベートに頼まれた録音であり録音チームによるものではないようだ。リマスタリングのせいか元々巨大なテープヒス音なのか、再生する際には音質調整が必至。録音再生レベルが低いのでボリュームは大きくして聴く方が良い。参考にしたのがレコ藝の浜田滋郎評はさすがに的を得ている。那須田評は感性の乏しさを感じる。ミケランジェリを聴くとリスナーの感度まで暴露されてしまうほど研ぎすまされた音楽がそこにはある。再生装置のグレードによりかなり改善されるが安物では相当ヒドい。かつて我々が体験したことのないミケランジェリの音楽がここにはある。しかしなんというプログラミングだろう。ライナーにもあるがスゴい死へのオマージュだ。altusには願わくばもう一度リマスタリングしてテープノイズを改善していただきたい。音質はたしかに70年代の音が聞こえているし中低音もたっぷりしていてベヒシュタインらしい温かいソノリティはしているのだから。この藁葺き屋根のメレ会場はルネ・マルタンがいうように相当デッド(マット)な響きであることから録音マイクは以外とピアノに近いところで録音されたのではないかと想像される。いずれにしてもミステリアスが音源だけに再発で音質改善を希求する。

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