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Faure (1845-1924)

CD Requiem: Cluytens / Paris Conservatory O De Los Angeles F-dieskau

Requiem: Cluytens / Paris Conservatory O De Los Angeles F-dieskau

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  • ★★★★☆ 

    チバリスト  |  千葉県  |  不明  |  11/July/2021

    リマスターでやっと満足が行くバランスとクリアさが明確になった。 LPが発売されて以来、昔から買い替えを重ねたが、やっと満足が行く。 F.ディスカウの表現がやややりすぎだということもわかってしまうのはマイナスか?

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  26/June/2021

    フォーレのレクイエムを、アンドレ・クリュイタンスが、パリ音楽院管弦楽団を振って録音したアルバムです。 クリュイタンスにはもう一つ旧盤があるのですが、この音源は同曲の名盤の一つとして知られているもので、フォーレの穏やかな作風を生かした大変に美しいサウンドが特徴的な演奏です。 また声楽陣にもフィッシャー=ディースカウをはじめとした当時活躍していた著名な歌手を起用しており、演奏の充実度は旧盤をはるかに超えると言って良いでしょう。 もう少々復刻が良ければ良いのですが、このレーベルならこんなものでしょうか。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  30/July/2013

    昔からこの曲の定番として有名な1枚だ。長いこと親しんできたが、コルボや小澤盤、アンゲルブレシュト、フルネのモノラル録音などを聴いてきて、今久しぶりにこの有名な名盤を聴いてみると、荘重な雰囲気やフランスのオケの魅力が伝わるステレオ録音という魅力は大きいものの、スケールやドラマ性を重んじるあまり、重苦しく清澄さに欠け、違和感を持ってしまった。正直、2か3をつけようかとまで迷った。むしろ、クリュイタンスの録音なら、オルガンにヂュリュフレを迎えるなどフランス系演奏家で固めた1951年のモノラル盤のほうが圧倒的にこの曲の姿にあっている。レコ芸系の大御所評論家達が口を揃えて賞賛する高名な「名盤」を貶すと炎上必至だろうが、歌手にロス・アンヘレスとF・ディースカウという大物を起用したことと、合唱のアンサンブルの粗さ(これは決定的で、もっと誰もなぜ指弾しないのかと思う)が、違和感の原因だろう。ソロの2人の歌唱はスケールが大きく、歌唱自体は素晴らしいが、どこかオペラのような物々しさを感じなくもない。指揮もテンポが遅く感動的な分、ラテン的な軽みが薄れている。このコンビで、ドイツ系の団体に合唱団だけ変えて、ブラームスの「ドイツレクイエム」も録音してもらいたかった。ただ、この箱庭のような密やかな曲から、モツレクやヴェルレクに負けない感情のうねりや重々しい荘重さを描き出した個性は独特の位置を占める点で評価したいとは思う。この名盤はファーストチョイスで聴いてはならず、すれっからしのマニアが何枚も聴いてからたどり着くべき演奏だろう。最初に聴いてしまうと、味付けが濃すぎて、曲の本質を誤って理解して刷り込まれるだろうから。

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