Orchestral Music : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic (1957, 1974)(2CD)
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eroicka | 不明 | 不明 | 31/January/2013
同一演奏の他の盤にも書きましたが、ここでのカラヤンの演奏は最高のオケで描きだす官能の極致です。楽劇や歌劇の全曲録音をしたレパートリーにはエッセンスを紹介するだけでなく、独立した音楽としての美、そしてワーグナー演奏にしばしば必要なエロスを描き出している。いまだにこれを超えるワーグナーの管弦楽集の名盤は少なく、未来永劫、後世に残す価値のある名演奏だ。0 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 18/September/2010
リング以外の演目にかかわる管弦楽曲集。ローエングリンやオランダ人、パルシファルは、この時点ではカラヤンはまだ全曲盤を出していませんでした。さて、演奏は、重い!とにかく重い!!いわゆるイメージ通りの「ドイツ風」なのでしょうけれども、ま〜、重い!歌がないということで、純粋にオーケストラピースとして思う存分やってみたのでしょうけれど、テンポから響きから、万事が重い。なんだかちょっと憂鬱になってくるくらいの感じ。悪くはないんだけれど、もうちょっとやりようはあるんじゃないかねえという感想を禁じえません。2枚目ラストの「タンホイザー」序曲だけモノラル。個人的には、ヴェヌスブルクの音楽とつなげられると、ラストのトロンボーン炸裂の大終結の充実感がなくなってしまって、とても残念。だから最後が完結した序曲で終わってくれるのはうれしいけど、モノラルってのはねぇ〜。惜しいざんす。0 people agree with this review
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