Die Tote Stadt: K.holten M.franck / Finnish National Opera K.f.vogt Nylund Eiche Nordqvist
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 25/December/2013
『死の都』通算4つ目の映像ディスクだが、歌手、指揮、演出の総合点ではこれがベストだろう。オリジナルのト書きではその入り口が見えるだけの「亡き妻のための祭壇」の内部、中央にベッドが置かれ、妻の遺品がびっしりと飾られた部屋が最初から最後まで舞台になっている。したがって第2幕「ブリュージュの広場」も主人公の心象風景に過ぎない(舞台奥が開いてミニチュア作りの街が見えるようになるというセットは秀逸)。この演出のミソは最初から舞台上に亡き妻マリーの幻覚(もちろん黙役)がいること。HMVレビューの写真は第1幕の二重唱「マリエッタの歌」の場面だが、手前にマリーがいる。最後には彼女は本物の死体になってしまうのだが、これはなかなか良くできたアイデアだ。フォークトはこの「引きこもり」おじさんを巧みに演じているし、ニルンドも歌、容姿ともにヒロインにふさわしく、両主役がこれだけ揃っているのは得難い。フランクの指揮は少し粗いところもあるが、ノスタルジックな旋律とモダンな要素のコントラストを鋭い緩急のメリハリとともに際立たせていて、CDを含めても、これまでで一番よい指揮だと思う。新国立ではこれだけの歌手陣、指揮者を集めるのは無理だろうから、これで予習してしまうとナマに失望することになるかも。5 people agree with this review
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