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CD festivo! : Blahunek / Tokyo Kosei Wind Orchestra

festivo! : Blahunek / Tokyo Kosei Wind Orchestra

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  22/August/2014

    日本コロムビアと東京佼成ウインド・オーケストラが共同で制作している吹奏楽燦選シリーズの1枚で、チェコの吹奏楽曲を集めた物と一応なっている。 ヴァーツラフ・ブラフネク大佐指揮、東京佼成ウインド・オーケストラの演奏で昨年(2013年)の3月に録音された物。 さて、この企画収録曲の中で、純粋にチェコの作曲家と言えるのはフチークだけで、フサ、ネリベルはチェコ出身ではあるが、アメリカで活動している事からアメリカの作曲家とみなすべきだろう。 またフチークの『マリナレッラ』という親しみやすい曲の後に、現代音楽バリバリの曲調のフサ、ネリベルというのはどうもバランスが悪い。 チェコの吹奏楽の作曲家ならクモッホ、ヴァーチカーシュといった当地で愛されている作品があるのにそれを入れず、またフチークにも交響的な作品がマリナレッラ以外に沢山があるにも関わらずこういう選曲になったのは、吹奏楽ファン、特に一定の年代以上のコンクール経験者を購入者として狙ったからではないかと思う。 それはライナーに富樫鉄火氏を起用している事や、いついつのコンクールで初登場云々と解説書に書いてある事からも伺える。 演奏もフサ、ネリベルはプロらしい余裕のある演奏、技術力も不足なし、こう書けば聞こえは良いがようは模範的でつまらないという事だ。 フチークはブラフネクの自国の作曲家であり普段からレパートリーにしているのか、遅めではあるが、楽器をならし、無理のない好演であったが・・・ 結局、このCD中途半端な選曲(企画)のせいでイマイチになっているのだと思う。 値段も気軽にと言えないし、フチークに興味がないのなら、無理して手に入れる必要はないのではないか。 そんな一枚だった。 尚、録音、音質は申し分ない。

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