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カラヤン Kawade夢ムック

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  24/September/2013

    「いま、帝王の時代を再検証する!」というサブタイトルがあるのですが、やっぱり全体のコンセプトがよくわからない気がします。この2013年段階でカラヤンの業績や意義を検証し直す、この企画自体をもっときちんと説明する必要がありましょう。今年は生誕105年で特に記念の年でもないし、特に大量のディスクが出るわけでもないし。再検証のコンセプトははっきりさせてほしいな。そういう不満を持つのは、結局このムックの出来栄えが不満だからなんですよね。例えばまずカラヤンの音楽とはいかなるものであったか、しっかり聞きなおすのはどうでしょう。まずは膨大なレコーディングについて、彼のレパートリーのトレンドの分析をする。演奏の特徴、テンポやダイナミクスの分析をし、録音する度の変化を挙げる。そして実演での彼について同様な試みを行う。特に実演を多く聴いた人の証言を集め、また没後に多くリリースされるようになったライヴ録音のディスクを俎上に載せる。とにかく実演での彼はレコーディングとは大違いの姿を見せてもおり、そこにしっかり触れないとね。次に、今や古楽器隆盛のおり、カラヤンの演奏様式はいかに評価されるべきか、検討する。単なる「時代遅れ」ではなく、そのスタイルの持つ意義をきちんと評価すること。次なるポイントは、カラヤンの影響。彼によって興隆したのはレコード産業なのか、音楽家育成なのか。彼のおかげでどういうレパートリー(作曲家)がメジャーになったか。いろいろありましょう。ま、とにかく、期待するような検証がない(ないし希薄)であるとしか思えない出来栄えです。残念至極。

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