Complete Wunderhorn Songs : D.Henschel(Br)Berezovsky(P)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 19/July/2018
歌はいかようにも歌える 最後には人が残るだけ 要は好みになる 良し悪しを言うまい ヘンツェルとベレゾフスキーが”子供の不思議な角笛”をどう解したかを見る ”若き日の歌”からの9曲は3,4,5,7,8,11,14,17&18番目とどちらかといえば前半に寄り 歌曲集”子供の〜角笛”の12曲は2,6,9,10,12,15,16,19,20,21,22&23番目と後半に寄っている 冒頭1番に「死んだ鼓手」中央13番に「少年鼓手」を楔のように打ち込んでいる 歌毎に剛柔を使い分けている ベレゾフスキーのピアノにそれは顕著だ マーラーが生涯にわたってこの民謡詩に魂の掛けどころを得ていた事実がマーラーの人生観を象徴している 死と生の狭間で漂白するエトランゼ 虐げられた人々から陽の当たる権勢の座に這い上がった男の孤独は物語詩の中に自己の影法師を追う永遠の旅人へとなる わたしたちの感覚では諸行無常の世界ということになろうか しかしこれはわたし自身だと自覚できている現代人はどれほどか あなたは如何0 people agree with this review
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yusekaki | 大阪府 | 不明 | 31/May/2018
ピアノが秀逸。躍動感がすごいです。 ヘンシェルは、技術的には良いものをもっていますが、精彩に欠けるような気がします。 CDには内袋がなく紙ジャケットにいきなり入ってるので、小さな擦り傷が付きやすいです。0 people agree with this review
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 31/August/2013
今やドイツ・リート界を席巻するF=ディースカウ門下のバリトン歌手たちのうちで、ヘンシェルは今のところ一番、「独自のカラー」を打ち出し損ねているように見える。今や「ミクロ的な」歌詞の表情づけ、それを可能にする表情の引き出しの豊富さ、そのいずれでも彼はディースカウを凌ぐほどなのだが、そうであればあるほど「偉大な師匠」の影が背後に見えてしまうのは、ヘンシェルにとって悩ましい事態なのかもしれない。しかし、このディスクは彼にとってもブレイクスルーとなるような、めざましい傑作。その要因はもちろん、伴奏者にベレゾフスキーを迎えたからである。最初の「死んだ鼓手(レヴェルゲ)」がまず圧倒的に凄い。カーネギーホールで一度だけ実現したF=ディースカウとホロヴィッツの『詩人の恋』を思い出したが、これはまさに声とピアノによる協奏曲。ピアニストの圧倒的なヴィルトゥオジティと表現への積極的な関与が曲の様相を一変させている。他にもリアルとファンタジーの交錯する「歩哨の夜の歌」の描き分け、「地上の生活」のクラスター音楽風ですらある(ショパンのピアノ・ソナタ第2番の終楽章みたいな)焦燥感、「美しいトランペットの鳴り渡るところ」のむしろ訥々とした寂寥感、そして再び「高い知性への賛歌」での冴えた名技など、ピアノはいずれも秀逸。ヘンシェルもこれに応じて多彩な表情を繰り出し、最高の歌唱を聴かせる。1 people agree with this review
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