Keith Jarrett

CD Somewhere

Somewhere

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  • ★★★★★ 

    hiro  |  愛知県  |  不明  |  31/March/2014

    「Somewhere」は、2009年7月11日スイス、ルツェルンでのライヴ録音。ECMは、録音からリリースまでの期間が長いケースが多々あるのですが、この4年間のタイムラグは何を物語るのでしょうか?プロデューサーManfred Eicherの、もしくは、Keith Jarrett本人の気持ちが熟すのを待つ時間なのでしょうか? 冒頭は、Jarrettのピアノソロから、Miles Davisの「Solar」へ。「Solar」は、過去にも「Tribute」でBill Evansに捧げる曲として演奏されたことがあります。ピアノの音と共にJarrettの声が高く響くということは、演奏がのっている証拠のようで、曲も自在に展開していきます。 2曲目「 Stars Fell On Alabama」は、このトリオを聴き続けて良かったと実感できる素晴らしいバラード。 続く「Between the Devil and the Deep Blue Sea」は、軽快な曲調で、4ビートの良さを改めて思い知らされます。10年程前にこの目で観ることが出来たライブの様子を思い出しました。 4曲目「Somewhere/Everywhere」は、この日最大の山場でしょうか?先ず、「West Side Story」からの「Somewhere」。スローなバラードが切々と演奏されます。Gary Peacockの小川のせせらぎを思わせるベースソロは相変わらずの絶品。後半はJarrettのオリジナル「Everywhere」で、ゴスペル調の広がり、雄大なスケール感は、正にKeith Jarrettにしか表現できない世界。20分にもおよぶ熱演で、観客の興奮度も頂点に達したかのよう。 5曲目も「West Side Story」からの「Tonight」で、3人が堰を切ったようなスピード感あふれる演奏を披露。Jack DeJohnetteのドラムソロは「カッコいい」の一言。明快にくっきりと奏でられるお馴染みのテーマは、熱狂する観客へのサービスか? ラストの「I Thought About You」は、ラブソングをしんみりと奏でてくれます。特にPeacockの語りかけるようなベースソロが、グッと胸に迫ってきます。 好きなミュージシャンの新作を聴く際の心持ちとして、変化を楽しむ(期待する)場合と、変わらないことを善しとする場合があると思います。 Keith Jarrett率いるStandards trioの新作に接する際は、やはり後者ということになるのでしょうか? 全世界のジャズファンを熱狂させた「Standards Vol.1」がリリースされたのが1983年なので、このジャズ史に名を刻むピアノトリオは、30年の長きにわたり、第一線で活躍し、傑作群を我々に届けてくれたことになります。 新たなリリースに関しては、その演奏内容が予定調和的だと片付けてしまう人もいると思います。しかし、私は、気の合う友達のいつまでも変わらない部分に惹かれるのと同じ感覚を、このトリオの作品に抱いてしまいます。 揺るぎない信念のもとに演奏を続けるレジェンド達の、いつまでも変わらないことへの感謝を込めて、聴き込みたいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    kei  |  神奈川県  |  不明  |  20/May/2013

    聴きやすいアルバムである。 キースジャレットというとクラシックを基調としたジャズと認識していたが、このアルバムはジャズ色が濃くジャズファン納得という感じがする。 ところどころクラシック的な音もあるが、ジャズ色が強い。 全編聴きやすく買って損はないと思う。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  14/May/2013

    トリオとして最後(であってほしくはないが・・・)の来日公演に先立ってすばらしいgiftが届いた。ライナーノートによると前作までが2001年前後の録音が目立っており、当盤の2009年収録は一番新しい方の部類らしい。  この数年の空白が何を意味するのかは分からないが、「いいものはいい」これに尽きると思う。アップテンポは「Tonight」のみ、後はスロー〜ミディアムテンポで腰を落ち着けて聴かせるような内容。「Stars Fell On Alabama 」では、不勉強でキャノンボール・アダレイのプレイしか聴いてない為、もっと濃密な歌を予想したが、静かな夜のとばりを思わせるプレイ。このCDの中でもっとも気に入ったナンバーとなった。 個人的には、前作「Yesterdays」よりぐっと渋みと遊びが増したような一枚と感じた。

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