Daphnis et Chloe, Rapsodie Espagnole, Pavane : Manteux / London Symphony Orchestra (Hybrid)
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閑人 | 岡山県 | 不明 | 10/January/2016
演奏も録音も最高でしょう。モントゥーって、ドイツ・ロシアものでも評価が高いが、やはりラヴェルのようなフランス印象派作品こそ、その真価があらわれていると思う。だてに初演者ではない。天性のリズム感というか、音楽の緩急高低の流れを作るのが天才的で、容易に真似できるものではない。1 people agree with this review
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M | 愛知県 | 不明 | 17/April/2015
モントゥーのダフニスは第一部が超名演である。なかでも「全員の踊り」は何人も真似のできない、これぞダフニス の世界。永遠の名演奏!較べて第二部の演奏は少々野暮ったい気がする。ダフニスの核心部はどうやら第二部の「パントマイム」にあるような気がしているが、この部分の溜飲の下がるような演奏を聴いた経験はない。従って現時点でのベストディスクは小生にとっては、モントゥーである。2 people agree with this review
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ピッコロ | 埼玉県 | 不明 | 09/June/2013
演奏も録音も黙って星5個。まさかモントゥーのラヴェルがSACD聴けるとは思っていませんでした。感謝感謝です。ところで、詳しいいきさつ等は知りませんが、このSACDどうしてPragaから発売されたんでしょう?もともと録音運がお世辞にも良かったとはいえないモントゥーですが、この頃のCD高音質化の波にも取り残されている感があリ、さびしい限りです。SACDなど当盤の他で現在入手可能なのは、RivinngStereoから発売されている、フランクのシンフォニー他とチャイコの悲愴の2点のみ。xrcdでもシェリングとのブラームスのコンチェルトがあるくらいなんじゃないでしょうか?ロンドンとのブラ2、コンセルトヘボウとの英雄、更にはもっと望み薄でしょうが、昔TAHRAから発売されて、あっという間に?廃盤になった、コンセルトヘボウとのブラ1ライヴ(わたしにとってはトスカニーニと共にブラ1の双璧)・・・等々。ぜひぜひSACD化して下さい。そう願ってやみません。9 people agree with this review
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まめ | 東京都 | 不明 | 28/May/2013
SACD化でいままでの何か曇ったヴェールがあるような、モヤモヤした感じが一新した印象。特にダフニスとクロエは初演者の棒でこの音質(最新録音に伍するクリアな音像)で聴くことができるのは、まさに音の”世界遺産”といっても過言ではない。演奏もただアルヒーフと言うに及ばず、スコアを見透したような明快かつ見通しの良い解釈で様々な音型からレトリックが読み取れる。かといってブーレーズのように冷たい印象を抱かないのがモントゥーの素晴らしさ。 SACD化で見直した一枚。5 people agree with this review
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colourmeister | 愛知県 | 不明 | 16/May/2013
2種類のLPとして発売されたものをSACD1枚に集約したものである。「スペイン狂詩曲」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」は1961年の録音で、LPは英デッカSXL−2312。これは以前フィリップスからSACD(UCGP−7037)が発売されていたと思うが私は持っていない。「ダフニスとクロエ」は1959年の録音で、LPは英デッカSXL2164。たぶん初SACD化と思う。このPRAGA DIGITALのSACDは、米ロンドンのマスターテープからDSDの2チャンネルでマスタリングされているようである。マスタリングエンジニアはKarel SOUKENIKと記載されている。オリジナルのプロデューサーとエンジニアが解説書に記載されていないのは、音質を訴求するディスクとしては不親切である。「スペイン狂詩曲」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」はプロデューサー:エリック・スミス、エンジニア:ケネス・ウィルキンソンである。「ダフニスとクロエ」はプロデューサー:ジョン・カルショウとマイケル・ブレムナー、エンジニア:アラン・リーヴとされているが、確かにケネス・ウィルキンソンの影響を感じる。テープノイズは大きい方だが鑑賞の妨げになることはない。ディテールはよく聞こえるし、音場感、実在感、音色の美しさは最近の録音を凌ぐ部分もある。英デッカのLPやCDと比べると良い意味で温かく柔らかい。日キングのスーパーアナログ(KIJC−9019)よりも低域が締まり、情報量が多い。4 people agree with this review
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meji | 神奈川県 | 不明 | 11/May/2013
このSACD、最近のユニバーサルのSACD-SHMと違い最低限のノイズリダクションに留めていることを評価したい。テープヒスは心地良い爽快感をもって耳をくすぐるし、冒頭のスペイン狂詩曲では当時の真空管機器の残留ノイズも盛大に入っている。もちろんキングスウィホールの下を走る地下鉄のランブルも随所で聴こえる。これによる効果とは、結局のところ当時そこで鳴っていた音響を、そのままリスニングルームに持ち込めるという、極めて単純かつ当たり前のメリットに他ならない。ブックレットには録音に関するデータがほとんど掲載されていないが、ダフニスとクロエのエンジニアはアラン・リーヴとされている。しかし本SACDの目の覚めるようなサウンドを聴くと、オーケストラとコーラスとの継ぎ目のない広大なサウンドステージの表出といい、深々とした重低音の響きといい、ケネス・ウィルキンソンの存在を強く感じさせる。もしかするとモノーラルのミキシングをウィルキンソンが担当し、ステレオをリーヴが担当していたが、ステレオのミキシングにもウィルキンソンが助言していたのかもしれない。PRAGAには他のデッカ録音のSACD化も強く要望したい。8 people agree with this review
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広島のパヴァンヌ | 広島県 | 不明 | 03/May/2013
SACD化で印象が一新!フランス音楽のエスプリここに極めり。「ダフニスとクロエ」の初演者モントゥーの名演を眼前で繰り広げられているかのように聴くことができます。CDでは聴き取りにくかった微妙なニュアンスがここまで明瞭に味わえるとは!モントゥー/ロンドン響はこんなに表情豊かでユーモアたっぷりに演奏していたんですね。たとえば「スペイン狂詩曲」の終曲の弦楽器のおどけた上下行には思わずクスッとしてしまいました。ロンドン響のメンバーはこれ演奏しながら絶対ニヤニヤしてたと思います。モントゥーを常任に選んだのも,この人の面白い人柄に惹かれたからでは?パヴァーヌもダフニスも,めくるめく豊かなニュアンスをたたえた名演で、聴き手を夢の世界へ連れて行ってくれます。時のたつのも忘れて聞き惚れる名盤。このSACDを是非聴くべし!モントゥーの他の録音もSACDで聴きたくなりました。4 people agree with this review
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