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Gerry Embleton

Books 中世兵士の服装 中世ヨーロッパを完全再現!

中世兵士の服装 中世ヨーロッパを完全再現!

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    赤運太郎  |  北海道  |  不明  |  13/December/2018

    中世(11~16世紀)の兵士たちがどの様な服や武具を身に着けて 生活していたのか、当時の記録を基に再現した解説書です。 項目は ・ノルマンの人たち:バイユーのタペストリーの再考、 図1:1050~1250年の鎖帷子と兜、 図2:1250~1360年の胴部の防具 ・13世紀の兵士・14世紀のハンドガンナー(小銃兵)・弓兵・騎士、 図3:1250~1370年の頭部と首の防具、 図4:14世紀のキャンベソン、プールポワン、ジポン、紋章付き陣羽織 ・14世紀の従軍した女性、 図5:下着と一般市民の服装 ・15世紀の男性・女性の服装・イタリア兵士・リブリー(そろいの服) ・ブルゴーニュ公の護衛の弓兵、 図6:12~15世紀のリブリー(そろいの服)、 図7:15世紀のリブリー(そろいの服)と紋章 ・砲兵隊の主人・音楽と娯楽・フランスの弓兵・ 15世紀のイングランド兵士・ドイツ兵士、 図8:キャンベソン(綿を縫い込んだ防御用の上着)、 ジャック、ブリガンディン(胸甲) ・ジャックとブリガンディン・ハンドガンナー(小銃兵) ・15世紀のスイス兵士・略奪・15世紀の従軍した女性・鎧、 図9:鎧の下の服装 ・ランツクネヒト(傭兵)、 図10:1500~1525年のスイスとドイツの兵士、 図11:1515~1525年のスイス傭兵とランツクネヒト(傭兵)、 あとがきの全95ページです。 「ロビンフッド」や「ウィリアムテル」など映画やドラマで馴染みのある 中世ヨーロッパの人々が、実際にどのような生活をしていたのか文献を 参考にして語られています。 今まで騎士を扱ったものはよく見かけましたが、一般の兵士を 中心にした点で珍しい本だと思います。 特に興味深かったのが軍隊には兵士以外にも彼らの恋人や妻、 武具を整備する職人、稀に女性兵士が同行していた事、 鎧は暑さや寒さに弱く面倒な手入れを必要とした点です。 また兵士の正面・横・背面の様子や靴、武具の流行の移り変わりも 写真とイラストにより紹介されています。 当時はゴムなんて便利なものはないので、ズボンの代わりにホースと 呼ばれる長靴下をシャツの端にガーターベルトのように留めて履いていた 下着と服の着方の写真解説も参考になりました。 ただ、題名や表紙からファンタジー画の資料としての用途を期待すると 中世の実際の服装はイメージより地味だったり派手で奇抜過ぎ、 写真も細部が示されていなかったり武器の描写が少なめなので、 少々使い難いかも知れません。 本書は僅かな文献や記録・遺物を研究し、当時と同じ素材と 方法によって中世の物を再現した成果を記した資料でもあり、 歴史研究者や愛好者たちに向けられた内容でもあります。 その為、中世の歴史をある程度知らないとよく分からない個所や 用語解説が重複してやや読みづらい点も多いので、巻末に 用語と歴史の簡単な解説ページを付けて欲しかったです。 ファンタジー画の資料には、武器や鎧の写真が豊富な他の資料本の方が 良いですが、中世ヨーロッパの文化を知りたい方には値段も手頃で 興味深い内容の本だと思います。 ※当時の騎士について更に知りたい方にはオスプレイ・メンアット アームズ・シリ―ズの「中世の紋章」、アーサー王の時代に 興味のある方には同シリーズの「アーサー王とアングロサクソン戦争」も 資料と丁寧なイラストが載っており、おススメです。

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