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Beethoven (1770-1827)

SACD Symphonies Nos.2, 7 : Bohm / Vienna Philharmonic (1980 Tokyo)(Single Layer)

Symphonies Nos.2, 7 : Bohm / Vienna Philharmonic (1980 Tokyo)(Single Layer)

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Showing 1 - 15 of 29 items

  • ★★★★★ 

    さすらいのBass  |  東京都  |  不明  |  28/August/2013

    当時、この演奏会を聴きに行かれた方は↓には残念ながらお一人もおられないようです。私は大学生でしたが、こつこつとアルバイトして貯めたお金でこの演奏会を昭和女子大人見記念講堂に聴きに行きました。↓には録音やテレビそしてDVDでしか聴いていない方がベームさんを批判されていますが、正直言って、この録音はSACDになっても、あの場で直接響いた音よりは劣悪に感じます。生意気なことを言わせてもらいますと、音楽は本来演奏会場で聴くものです。従って、録音再生技術がどんなに発達しても、その演奏会場で聴いた演奏よりマイクによって録音され再現されたものが劣るのは致し方ないと思います。確かに、この年のザルツブルク音楽祭でも同じ二曲を演奏しましたが、私の記憶ではNHKは当時は年末にザルツブルク音楽祭特集を組み放送していましたが、その演奏会は放送されず(既に日本での演奏会の実況中継を放送していたから)、ポリーニを独奏者に迎えたモーツァルトプロだけ放送されたと確信しております。嘘はつかないで下さい。会場で聴いた演奏はこんな程度ではありませんでした。ベームさんもウィーン・フィルとの来日はこれが最期と予感されていたのだと思います。オーケストラを掌握出来ていなかったなどという言い掛かりは止めて下さい。登壇する時も引き揚げる時も首席コンサートマスターのゲアハルト・ヘッツェル氏がベームさんの手を引いてという痛々しさでしたが、タクトを構えるとそうした死を目前にした弱弱しさなど微塵も感じさせず、鋭い眼光を一閃しただけで楽団員の気持ちは一つとなり、二番も七番もテンポこそゆったりしたものでしたが、それでいて弛緩することは微塵もなく、極めて燃焼度の高いベームさんらしいベートーヴェンだったと記憶しております。七番が終わった後、楽団員が全員引き揚げても拍手は鳴り止まずスタンディングオベーションとなり、幾度もヘッツェル氏に支えられながら、登場して微笑されたベームさんの神々しいお顔は演奏の素晴らしさと相俟って未だに脳裏に焼き付いております。30分以上、続いたと記憶しております。ベームさんの親日家振りと聴衆との別れを惜しむ再度のカーテンコール、それはDVDにも全てが記録されている訳ではありません。殆どの聴衆がこみ上げる惜別の念から涙を流しておられました。私も同様でした。最後にベームさんが引き揚げた後、ホールが明るくなっても、殆どの方が家路につき難く拍手していました。↓の皆さん、余りにも理想が高過ぎるのではありませんか?これは老巨匠の日本での白鳥の歌です。現代の指揮者たちが枝葉末節ばかりに気を取られ「木を見て森を見ず」といった感すら与えるこじんまりとした演奏しか出来なくなってしまったことは誠に痛恨の極みであり、この演奏会は19世紀から続いて来た偉大なベートーヴェンの交響曲演奏の伝統の最期の灯だったと確信しております。

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  • ★★★★★ 

    広島のパヴァンヌ  |  広島県  |  不明  |  07/July/2013

    これ,SACDになって誰もレヴューを入れてないんですね。CD所有ながら音質改善を期待しSACDを購入。初期デジタル録音の音源はSACD化で音質改善はないとの説はありますが,聴き比べると(拙宅の装置では)アナログ録音ほどではありませんがある程度はっきりした違いが聴き取れました。実はCDは聴くのが辛かった。高音が伸びないわりにはジャリジャリした感じで,音量が大きくなると飽和感があるのです。その点SACDではよりしなやかな音で,大音量でも余裕をもって響きます。CDの限界とSACDの可能性を感じます。この演奏に惹かれる人はSACDの購入の価値があるのでは?演奏については私は冷静な判断を下せません。他のレビューの中には「テンポが遅い」の「コントロールする力がない」のと批判が見られますが,この演奏をFM放送で固唾を飲んで聴いた世代としては,大変な緊張感の中での熱演に,ただただひれ伏すのみ。この頃のベームは体調が万全でない中を押して来日しており,日本のファンの期待に何としても応えようとするベームと,その下で熱演を繰り広げるウィーン・フィルにケチなどつけられません。これはベートーヴェンのシンフォニーの録音ではなく,ベーム/ウィーン・フィルの最後の来日公演の貴重な,貴重な!ドキュメントです。演奏後のブラヴォーに賛同!

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  21/December/2012

    「リズムの権化」と呼ばれる7番であるが、「リズム」ってなんだ?アップテンポであることがリズムフルなのか? この7番を聴くに、魂の咆哮たる熱演に対して早いだ遅いだっつーのは極めて野暮であると思うのである。2番にしてもベームの熱い思いを感じる。名演ではないか!

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  • ★★★★★ 

    Coptic_Light  |  茨城県  |  不明  |  18/May/2010

    2003年12月06日の「ライヴ男」さんのコメントに指摘させていただきます。 6年以上前のコメントですが・・・ 「それに火傷したクレンペラーの顔をコブラのようだなんて誰も言わない。」 該当の部分、「コブラ」とは、クレンペラーのことではなく「マクシミリアンノ・コブラ」のことですよ。ものすごく遅い、実験的な演奏で一時期和内になりました。「遅い演奏」つながりで名前を出したに過ぎません。 誤解にもほどがありますよ・・・ それはともかく、このディスクは良いですね。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  08/August/2009

    第2と第7ならBRSOとの美しく活力溢れた素晴しいライブがある(78,73年Audite)が、当演奏には別の何物かがある。同傾向は第9VPO(80年、DG)。テンポは極限まで遅いが「思いを込めた音」で鳴り切っており、緩徐楽章を中心に無時間的、陶酔的な美を味わえる所も多い。構造が崩れている訳では全くないからスケール感は極大。会場での感銘はいかばかりか。確かにベームのベスト、規範的名演ではないが来日に執念をかけた大指揮者に感謝して五つ星。ライナーノーツ、80年当時バルツァが無名?酷過ぎる。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  06/August/2009

    これだけ遅い7番は珍しく嬉しくなってくる。最晩年のベームやでしょうがない?いやこんなんもええのんとちゃいますか?小生、感激しましたわ。クライバーのライブの7番もええけど、これも別の意味でええですわ。実演見れる人はええけど見れやん人の方が圧倒的に多いんやで見た感想だけで書かんといてほしいわ。見れん者のひがみやけど、な。公平に見てもそんなひどいとは思えんけどな。まあ、個人の好き好きやでしょうないか?2番も好きな曲やで、これなら1050円は安いと思うた。以上。

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  • ★★☆☆☆ 

    静岡の音楽阿呆  |  静岡市  |  不明  |  08/February/2009

    記録だけの演奏なら我慢できますが。この時新人のホルン奏者を使い失敗ばかりで演奏後ベームがスタッフを怒ったようでした。演奏は勿論、この音は当時の音がそのままとは言えない音ですが。当時の音をもっと大事に仕上げてほしいものです。オープンテープでのエアチェックの音の方がもっと自然では。皆さんはいかがですか!がまんできません!

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  • ★★★★★ 

    クナ吉  |  神奈川  |  不明  |  26/May/2007

    当時、FMでこのライブを聴いていた私は、7番の途中、突然、音楽自体が演奏者の手を離れ、生命を得て自分の意志で歌い始めたような錯覚に襲われた。終楽章になると、オケは地響きに似た巨人的なリズムを刻んでいたが、音楽は別世界から響いて来るような幽玄の域にまで達していて、それまで経験した事のない戦慄をおぼえたものだ。今回、このCDの最後の割れるような拍手を聴いていて、あの日の演奏会は、ひとつの輝かしい時代の終わりを告げる物だったという事を痛感する。

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  • ★★★★★ 

    MFB  |  The Earth  |  不明  |  27/October/2006

    ベームが最後にたどり着いた特異な名演。両曲ともに他の誰とも違う一回限りの名演奏となっている。録音も実際の響きに近いくせのない出来。

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  • ★★★☆☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  08/May/2006

    当時の愛好家にとっては思い出深い演奏。それというのもベームの指揮姿を正面から捉えたテレビ放送や追悼番組で、如何にも感動的な印象を与える演出が整っていたからだろう。四半世紀が経ち、今こうしてCDで聴いてみると、確かに腰の坐ったVPOの豊かな響きとベームの棒に懸命についてゆくオケの連帯感が伝わるが、音楽を聴くよりも「あの時あそこでこういう音楽が鳴ってた」というドキュメントとしての価値が多い事に気付く。演奏史に関心ある人向け。通常のファンにこれがどれくらい感動的に聞こえるかは疑問。75年来日時の一連のDG盤とは違う。

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  • ★★★☆☆ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  27/March/2006

    ウーン、この演奏会からもう25年もたったのか・・ そう言えば、王監督が現役引退したのもこの年だったな・・と感慨にふけってしまった。演奏自体はべームのヨボヨボぶりが痛々しく、ちょっと聴くのが辛い部分はあるが、オケの面々が、この老巨匠に敬意をはらい、不自由な指揮から「音楽」をくみ取り、形作っていこうという心意気が感じられるのは感動的ではある。ただ、べームと同時代を生きていない若いファンにはこの演奏、どう聴こえるのだろう?

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  • ★★★★★ 

    イーグル  |  川越市  |  不明  |  10/September/2005

    一言で言うと懐の深い演奏と言えましょう。これほどスローでありながら、間延びしないのは、ベートーヴェンの音楽を慈しみ大事にしているからに違いありません。ベートーヴェンの雄大さを堪能できます。勿論アンサンブルの乱れはありますが、それが何でしょう。ただし、音質は確かに今いちです。でもそれをきにさせない、巨匠の音楽を ぜひ聞いてみてください

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  • ★★★★★ 

    クラきち  |  東京  |  不明  |  05/July/2004

    確かこの時の演奏を、NHKがベ−ムの顔のアップしか放映しなかった生々しい記憶が残っている。第7番の骨太で極端に遅いテンポの演奏にはテレビ の前に釘付けになった。  でも音質はFM東京をエア−チェック した38/2トラテ−プの方が断然良い のは何故?

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  • ★★★★★ 

    かあきち  |  大阪府  |  不明  |  29/May/2004

    皆さんのコメントを観て、今までこのCDを買わずにいました。某店で安くなっていたので買ったのですが、買ってよかった。確かにテンポは遅いです。ですが、ベームに対するウィーンフィルの面々の気持ちがこの演奏にはすごく感じられます。僕にとっては名演に入ります。

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  • ★☆☆☆☆ 

    S.S  |  岡山  |  不明  |  29/April/2004

    改めてCDを聴いたが、こういう演奏って再生性持たせるべきじゃない。ベートーベンの音楽の生命力とか推進力とかが無い。特に7番は酷い。本来リズムというものが重要な曲でリズム感が欠如している演奏はむごすぎる。熱狂的な信者かマニアのように当時を思い出し、感傷に浸れる人以外は、進められない。Dr.のライブならもっとまともな物がある。

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