John Mccormack: I'll Walk Beside You-arias & Songs
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♂猫Junn-Junn | 東京都 | 不明 | 28/August/2016
4枚組CD計99曲5時間2分… 20世紀前半の世界的テノール歌手の歌声を、 お腹いっぱい堪能出来るアリア&歌曲集コンピレーションアルバム 「John McCormack - Icon: I’ll Walk Beside You」。 マイクなしで7000人以上の観客が溢れるホールを感動させた、 と伝えられるほど、 音楽家としての力量としても、 その他の性格面でも豪快で魅力的なアイルランド人テノール歌手 John McCormack(ジョン・マコーマック/1884-1945)は、 Enrico Caruso(エンリコ・カルーゾ/1873-1921) よりも一世代後の歌手って感じだけれど、 オペラ曲だけでなくてドイツ語のリーダやポピュラーソング等も歌って、 その歌声で世界的スターになった人で… …因みに、亡くなる数年前までは音楽活動を続けていたっぽいけど、 彼の歌声の全盛期は1910〜1920年頃、1938年に引退した、んだけど翌年、 第二次世界大戦が勃発して、 赤十字の活動の為に歌ったり、戦意高揚への宣伝協力的な形で歌ったり、 って形で1943年まで…体調が悪化してもうどう頑張ってもコレ以上は歌えない、 という状況になるまで、歌い続けて…1945年秋に亡くなったんだとか… 歌声の大スターって系譜の観点だと、 エンリコ・カルーゾ→ジョン・マコーマック→ビング・クロズビー →ナット・キング・コウル→エルヴィス・プレスリー… という流れがある、ってことかな… と自分の中では理解しているんだけど…ともかく、 歌声は天使のような、私生活は派手に散財してロックスター的な、 テノール歌手がいた… とジョン・マコーマックを紹介する2010年7月にNPRで放送された 「John McCormack: The Charming Irish Tenor」 を聴いてから、ずっと興味はあったんで… で、 少し前に、エンリコ・カルーゾの歌声を集めたCDを入手して聴いたので、 じゃあ、次は、ジョン・マコーマックを、聴いてみたいかな… と思って少し探したら、 この4枚組が、量的にも価格的にもお得だ、 ってことで入手して、 聴いてみて…まぁ、分量的には、申し分なかったけど、 …ただ、上述のNPRの放送内で紹介されてた「Macushla」(マクシュラ) っていうアイルランド民謡が、 この4枚組の収録曲計99曲の中に含まれてなかったのは、 ちょっと残念だったかも…。 それはまた、縁があれば、別の形で購入しようかな、 それ1曲だけDL販売とかであれば、ジョン・マコーマックが歌っているヤツで… そんな感じ。 …それはそうと、自分は、オペラとかクラシック系は詳しくないので、 知らない曲のほうが圧倒的に多かったけど、 オペラ曲の幾つかは、 少し前に聴いたエンリコ・カルーゾのCD、 で歌われているのを聴いたから知っていたって曲もあったり… 他にも…最初聴いた時に、 映画とかで使われてるのを聴いたことがあるクラシック系のメロディだな、 と思って、何ていう曲だっけ?…と思ったんだけど、 日本においては、 「別れの曲」の名で広く知られているが、 西欧においては「Tristesse」(悲しみ)の愛称で知られている、らしい… ショパンの「練習曲作品10第3番ホ長調」 のメロディに歌詞を付けた歌ってのが、コレまでに幾つも創られていて、 その中の1つに「So Deep Is The Night」 って歌があるんだな… とか、 同じく、聴いたことあるメロディだな、と思って確認したら、 「Jeanie With The Light Brown Hair」 という曲は、オリジナルは「薄茶色の髪のジーニー」 だけど日本では何故か「金髪のジェニー」 と印象操作した曲名が浸透しちゃったんだ、というようなこと、 それ以外でも、 日本では、「Danny Boy」って曲として知られてる曲も、 元々は北アイルランド地域の「Londonderry Air」 って曲に20世紀初め頃に歌詞が付いたもので、 他にも色々な歌詞が付けられて色んなバージョンがあり、 この4枚組に収録されている ジョン・マコーマックが歌った「O Mary Dear (Londonderry Air)」 も、そういうモノの1つ、ってことなのかな… とか思いながら、ふと、 そういえば、日本のやなぎなぎの「クロスロード」も、 そういう系統の1曲、になるのかな… と思ったり。 あと、ピアノのメロディが聴き覚えあるな、と思ったら、 「Jesu, Joy Of Man’s Desiring」(主よ、人の望みの喜びよ) は、ドイツ語の賛美歌コラールの歌詞を英語版歌詞にした曲だったり…。 初めて聴く曲は山ほどあったけど、 色々聴いてる中で、 「Come Back To Erin」っていう曲の、 「Erin」(エリン)って何処のことなんだろう?と思って確認したら、 アイルランド英語で、アイルランドのことをエリンと言うんだ、 という今まで知らなかったことも知れたりで… そういう面でも、興味深かったり。 純粋に初めて聴いて、曲そのものが印象深かったのは…個人的には、 「Semele HWV58: Where’er you walk」… セメレっていうギリシア神話に登場する女性を描いた三幕構成の音楽劇、 の第二幕で歌われるアリアの1つ、らしい…とか表題曲の 「I’ll Walk Beside You 」… コレは第二次世界大戦中の英国で人気があった切ない系ラブソング、 なんだとか…自分が聴いた第一印象的には、 優しい歌声で、最後は、夢の大地まで一緒に歩くとか歌ってるから、 子守唄かな、とか思ったりもしたんだけど… 因みに1939年に創られた曲ってことなんで、引退を発表したけど、 世界大戦勃発で、結局もう少し音楽活動を奉仕活動的に続けることになった、 そういう時期に歌っていた歌、ってことになるわけで… そう思うと、年輪を重ね人生経験を積んだ枯れた味わい、みたいなモノも、 その歌声に含まれているような、そんな気もしたり… で、よくよく聴けば、 死ぬまで(死んだ先の世界までも)君と永遠に一緒に歩く… という一途な想いを歌っているラブソング、 ってことなんだね…とか、 あとは「The Star of the County Down」ってアイルランド民謡系の曲が、 ちょっと、こういうメロディや曲調なら日本でも、 同じような曲があるような気がするな…と、素朴に思ったりして、 印象に残ったり…。 そんなこんなで、一部、聴き覚えのあるメロディの曲から、 初めて聴く曲まで、計99曲…けっこう、甘く優しく包み込むような歌声で、 心地よい子守唄になりそうな曲が多かったな、 という印象も持ったり…っていうか、実際に子守唄系の楽曲も収録曲中に、 含まれてたみたいだね、確認してみると… 勿論、オペラ曲とかでは、 ドバーんと力強く、声を響かせてるようなのも歌っているけど… 何と言うか、 エンリコ・カルーゾの歌声のCDを聴いた時には、 100年以上前の、録音技術が今と比べたらもう、酷い、 そういう時代の録音で、ここまでの音が録音されてるってことは、 実際の歌声はかなり凄かったってことなのかな… と漠然とは想像がつくけれど… みたいな、そういう印象のみだったんだけど…この、 ジョン・マコーマックの歌声は、 そういう印象にプラスして更に、もっと歌声の繊細な部分にも、 ぐっと惹き付けられる何かを感じるような、 個人的には、そんな印象を受けたり… …ただ、ソレは、この前入手したエンリコ・カルーゾのは、 イタリア語とかナポリ語で歌ってるのばかりで、自分には言葉が全然、 ってのばかりだったけど、 こっちのジョン・マコーマックのは、 勿論、イタリア語とかドイツ語とかフランス語とかで歌ってる曲もあるけれど アイルランド民謡系とかポピュラーソング系のとか、 元々はドイツ語の賛美歌とか、 その辺の曲は英語の歌詞で歌ってたりする分、 自分にはこっちのほうが、とっつき易かった、という面もあるのかも。 …余談で、普段、というか、ここ数年は、 ラテンアメリカ系の音楽ジャンルや楽曲を中心に聴いているせいか、 こういうクラシック系の特に、歌声を味わう系の楽曲群を聴いていると、 メロディや音楽的には美しい楽曲ばかりだとは思うけれど、つい、 打楽器やパーカッション系の音楽要素が足りないな… と感じてしまう自分がいたりも…。 とりあえず、 コレが届いてから、全曲を数回ずつは聴いたけれど、 4枚組CD計99曲5時間2分という分量なんで、 中々、通しで全曲いっぺんに聴くってことは難しいけれど、 今後も、折に触れて、繰り返し聴いて、じっくりと味わえればいいかな、 と思って、満足しています。0 people agree with this review
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