Schubert (1797-1828)

CD Sym, 8, 9, : G.wand / Bpo

Sym, 8, 9, : G.wand / Bpo

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  • ★★★★☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  22/December/2023

    2曲共に音に余裕があり当然演奏にも反映されている。ヴァンとにしては明るい目の響きだがそれがプラスにもマイナスにも働いているように思うが、それは聴く人の好みに任せよう。内声部の響きも充実して聴きごたえがある。9番については、わたしとしては数種のWFの演奏やR.ケンペなどにより魅かれるが、イマイチこころ深く揺さぶるものがあればと、欲を言えばきりがないのは承知しているが、、、。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  07/October/2010

    ヴァントにはこの「ザ・グレイト」交響曲の演奏盤がいろいろあり流石ブルックナー指揮者が扱うべきそして扱い易い曲への傾倒ぶりが垣間見られます。古くは1980年前後のKRSOを振った録音盤(タイム@13’49A15’16B10’43C11’18)、1993年録音MPO盤(@14’16A16’25B10’54C12’16)、同年録音DSOB盤(@14’06A15’54B10’49C12’34)、1995年BPO録音本盤(@13’53A15’49B10’46C12’01)などがありその他DVDも手に入るようです。さて本盤は1995年BPOを振ったライブ盤(ヴァント83歳)でいずれにしてもBPOの低い重心をとっての端正な造型美は見事なのですが剛毅なそして厳しき「ヴァント味?」がもう一つ迫っては来ないのは私だけでしょうか。第1楽章しっかりしたホルンでスタートし「核」を保持しながらインテンポで進んで行きます。起伏を伴いながら最後結びへは大きく息を吸い込んでそしてゆっくり弱含みを経て余韻をバラまきながら終わります、第2楽章はBPOらしい肌触り感からスタート、中ほどでの回想感というか抒情性は思わず聴き込みますね。最終楽章ではドラマチック面を強調し音の構成感が明確です。リズムもややアクセントをつけ特に管での扱いを面白く聴きました。ヴァントならではの味わいがもう一つなのと、「未完成」の方(タイム@15’34A12’43とやや長め?)は未聴ですので素晴らしいランク止めにしておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  22/July/2005

    8番は文句無く絶品です。9番は他の指揮者と比べると良い出来ですが、BPOは9番の複錯するリズムの意味が分かってないのでは?リズムが曖昧になるのです。この曲は複数のリズムが交錯する常識を逸脱した化け物です。さらにそのリズムは旋律線を支える構造で、曲の変容から絶対に切り離せません。現代音楽が幼稚にみえる特異で奇跡的な構築美の極みです。シューベルトは正確に刻むリズム処理が適切にできないと、旋律線が崩落して、駄目になります。9番は確かにNDR盤のほうが良い。

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