"La Boheme : Michieletto, D.Gatti / Vienna Philharmonic, Netrebko, Beczala, Machaidze, Cavalletti, etc (2012 Stereo)"
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 22/October/2013
既にNHK-BSでも放送済みの映像。演奏自体の水準はきわめて高い。ガッティ指揮のウィーン・フィルはシンフォニックかつ繊細。カラヤン、クライバー級の出来と言っても過言ではない。見た目はかなり太ったが、ネトレプコの歌のみずみずしい情感もまだ健在だ。マチャイゼ、カヴァレッティのコンビもとても良い。ベチャワはビリャソンとは対照的な、折り目正しい「草食系」のロドルフォ。私はフレーニ最初の全曲録音(1963年EMI、シッパース指揮)のお相手、ニコライ・ゲッダに慣れているのでさほど違和感ないが、好みは分かれるかもしれない。さらに好みが分かれそうなのは、舞台を現代に移した演出。このオペラにはあまりふさわしくない祝祭大劇場の大きな空間を逆手にとって、コンクリート打ちっぱなしの殺風景な屋根裏部屋を演出しているが、どうしても現代のパリにしなきゃならない必然性が感じられないのが苦しいところ。映画『インセプション』風にパリの街を折り畳んでみせた第2幕はなかなかの新機軸だが、ちょっと「策におぼれた」感なきにしもあらず。第1幕終わりと幕切れでガラスにMimiの文字を描く「神の手」(?)も普通と違うことをやりたいのは分かるけど、あまり好感が持てない。2 people agree with this review
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