Orch.works: Boulez / Npo Cleveland O
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I.O.U | 北海道 | 不明 | 18/March/2021
個人的にはドビュシーのオーケストラルとしてはまず聴くべき名演! ドビュシーのオーケストラルはセル、カラヤン(1977)、ブレーズ(DG盤)、チェリビダッケそしてブレーズのこちらのCD所有している。 ドビュシーのオーケストラルとしては一般的にブレーズ最晩年の1990年初期のDG盤が定番とされるが、何度聴いても個人的にピンとこない。 フランス音楽はそれ自体捻りが効いていてドイツ音楽などと比較すると楽曲に直線性がないので演出過剰な演奏だと諄くなり、掴みどころのないものとなってしまう。 そういった点ではブレーズのDG盤は演奏自体に問題があるわけではないが、これはストラヴィンスキーにも同様に云えることだが、加齢によって指揮の瞬発力がドビュシーの楽曲の表現に追い付けていないため演奏に混濁を感じるのかもしれない。 セル、カラヤン、チェリビダッケは流石に巨匠と云われるだけあってフランス音楽の特性をよく理解していて過剰な演出を抑えようとする意図が見える。 上記のような観点から評価するとこちらのブレーズの演奏(SONY)が個人的には最高の評価となる。 ドビュシーのオーケストラルとしてはまず聴くべき名演と位置づけている。0 people agree with this review
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