Rachmaninov, Sergei (1873-1943)
Symphony No.2, Vocalise : Lazarev / Japan Philharmonic
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和尚 | 大分県 | 不明 | 19/November/2012
掛け値なしに快演ですね。盛り上がりが凄い。一番驚いたのは、主旋律以外の音楽がしっかり見える演奏です。オケの線がぴったり合っている。日本フィルのアンサンブルはこんなによかったかと驚きました。それもライブですよ。まだ、一楽章だけ聴いただけなのに、うれしくなってフライングで書いちゃいました。3 people agree with this review
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モローさん | 大阪府 | 不明 | 31/October/2012
同曲の国内オーケストラのCDには、大友/東京都響、スヴェトラーノフ/NHK響、広上/日本フィル、秋山/広島響などの全曲版の良い演奏があるが、本CDは秋山/広島響と並ぶ大変優れた演奏であり、全曲を聴いた後に深い感動を覚えるものである。ラザレフの指揮による94年1月録音のボリショイ響とのCDも丁寧な演奏で好感の持てるものであり、94年2月のNHK響との演奏(放送による)も同様であった。それらと比較すると、今回のものは特に第3、第4楽章のテンポが速くなっているが、曲全体の流れは自然であり、残響も適度で楽器のバランスも良い録音が曲の美しさ、力強さを際立てている。なお、第1楽章の終結部にはティンパニーの一打が加えられているが、違和感はないものとなっている。5 people agree with this review
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あきらくん | 新潟県 | 不明 | 23/October/2012
ラフマニノフ交響曲第2番の最高位にランクされてしかるべき名盤の誕生を喜びたい。第1楽章は低弦のPPで柔らかく始まり、管の動機和音をfで強調し、続くヴァイオリンの瑞々しい美しさで耳をそばたてる。とんでもない名演が予感される素晴らしい導入である。第1楽章のみならず、全楽章に亘り、弦合奏の瑞々しさ、美しさ、雄弁なことは比類がない。日本フィルがライブとは思えない高い演奏能力を備えていることにも驚きを禁じ得ない。 ボリショイ管との旧盤との比較では2楽章以下が早いテンポ設定になっているが、新盤の方がより激しく、より濃密なロマンティズムに溢れている。マエストロラザレフの優しさに裏打ちされた豪快さも新盤の方に顕著に聴きとれる。ヴァイオリンソロもクラリネットソロも見事である。終楽章ではコーダに向けて楽員も燃えているのが手に取るように分かり、凄まじい終結を迎える。4 people agree with this review
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