Girlfriend From Kyoto
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micarosu | 静岡県 | 不明 | 02/December/2012
アルバム全体に影の感情が流れる一枚。 でも、それは決してただ暗いだけのものではなく、そこにわずかな光が見える。 その影の部分を特に象徴しているのが、一曲目の「魔法 feat. ちょまいよ」だ。 君を失い生きていることに何度も背を向けている主人公。 どうしようもない感情のまま生きていこうとする中に、自分の中でも理解できていない希望を信じようとしている。 主人公の置かれた状況、感情描写は悲しいものでしかないが、そこに明日へ行こうとする見えない光と、それを包む力強く壮大なアレンジもあり、この悲しい世界がとても愛おしく感じる。 その「魔法」で引き込まれた暗闇から、光を辿っていくようにアルバムは続いていく。 といっても、曲調が極端に明るくなるようなことはなく、あくまで今を噛み締めるように、静かに静かに流れていく。 そして、最後まで聴いたときに、今があることと明日が来ることの喜びを心に残してくれる。 12編の光と影の物語。 それは通して聴くことで、大きな意味を持つ。 このアルバムは一曲一曲ではなく、アルバムとして、一曲も欠かすことなく聴いて欲しい。0 people agree with this review
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