Well-Tempered Clavier : A.Schiff(P)(2011)(4CD)
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のりあき | 東京都 | 不明 | 19/September/2020
アンドラーシュ・シフの演奏は、理知的でとても奥が深いです。今まで聴いてきたフリードリヒ・グルダ、タチアナ・ニコラーエワ、リヒテルに次いで一生聴き続けるCDの仲間入りとなりました。素晴らしいCDを作成してくれたアンドラーシュ・シフさんとECMのみなさま方には深く感謝いたします。ありがとうございました。1 people agree with this review
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ふくろう | 福岡県 | 不明 | 18/May/2015
やっと理想の平均律に巡り合った感じである。今までのは演奏効果を駆使して作り上げたものばかりだったので、私の気持ちとはかけ離れたものが多かった。シフの演奏を聴いていると、音楽のはるかむこうに、後光をさした観音様のようなバッハが見えてくる。リヒターのマタイ以来である。(マタイの場合はバッハではなく神がみえてくる) シフは自分の演奏にバッハが見えてこないとだめだという一つの基準を持っているように思う。 CD4枚分のピアノだけの音楽をこれだけおもしろく、新鮮に、楽しく聴かせてくれるシフもすごいが、作曲したバッハはもっとすごい、偉大だ。じっくりと人の心を落ち着かせ、やすらぎが得られる音楽である。中に難しく、分からない曲もあるけど、決して駄作とは思えず、聴き飽きないし、いい曲なんだろうと思う。(BWV910〜916のような偽作は3分も聴いていられないから、歴然とした差がある。) ピアノのことですが、独特な音色がします。これがベーゼンドルファーでしょうか。古楽器とも思えません。解説にも記載がないようです。誰か教えてください。8 people agree with this review
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 27/April/2013
しかし、バッハの音楽は、何と多弁で悲しく深く、味わいがあるのだろう、音楽、人間の進化、変貌は、いったい何なのか、とまで、考えてしまう。何故、これだけ多くの音譜を、調を書き留め、表し、伝えたかったのか。本来、ハープシコードの為の音楽らしいが、そんなことも、どうでもよくなる。21世紀になったって、人を魅了する、これ程、突き詰め、心を満たす、或いは、引っかかりをもたらす音楽。もちろん、過ぎゆく時と共に、聴き流したっていい。現代の秀でた音楽の理解者、実践者、名人、シフと、ECMによる名作、今、ここに。9 people agree with this review
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うーつん | 東京都 | 不明 | 13/February/2013
聴くたびに新しい発見がある。聴くたびに新鮮な気持ちになる、そんな演奏だ。白と黒の鍵盤から、「前奏曲」と「フーガ」というシンプルな構成からこれほど多彩なパレットのような音楽が生まれるのだから不思議。 今回のシフによる演奏は「虚心坦懐」という表現がぴったりくると思う。バッハの手による平均律はピアニストをそういう気持ちにさせる曲集なのであろう。その中でもシフによるこの新録音はピアニストのそんな気持ちを聴いている私にもごく自然に、スーッとわけてくれるような気がする。まるで開けた窓からとてもさわやかな風がそよ吹いてくるように・・・。そんな気持ちになれるCDとしてお勧めします。10 people agree with this review
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