珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を 宝島社文庫
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禅済 | 三重県 | 不明 | 19/April/2021
ミステリーとしてはまずまずだが、あまり面白くない。ビブリア古書堂の事件手帖を念頭に置きながら書かれているような印象を受ける。違っていたらごめんなさいだが読者にそう思わせてしまうのが、ちょっとなあ。一番の弱点は登場人物のリアリティの無さ。モノクロの平板な絵を見ているようで生身の人間を感じない。第4作まで読んだが、結局印象は変わらなかった。0 people agree with this review
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fkse | 香川県 | 不明 | 22/December/2018
コーヒーの知識がふんだんに紹介されていて、コーヒー好きにはとても楽しく読める作品だと思う。 自分はミステリ好きとしてミステリーを読みたくて購入したが、その意味でも非常に面白かった。 最近流行りの人が死なないミステリーだが、人が死ななくても人と人が関わる以上常に謎も身近に存在し、人間関係の悲嘆は起こりうるということを実感する、そんな作品になっている。 ただ、キャラの個性が薄く(つまりキャラ立ちがあまりされていない)感じた。 ヒロインの切間美星は頭脳明晰なクール女子という以外の個性があまり見せてこないし、主人公のアオヤマもおとなしい好青年という以外はどんな人なのかよくわからなかった。ただ物語としての展開や謎解きが面白かったので星を4つにした。0 people agree with this review
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