アンゲロプロス  |  さいたま  |  不明  |  24/January/2009

ロジャーがいた頃からのファンにとっては、これはピンクフロイドではないと思うだろう。違うバンドとしてみればまあまあとも言えるが・・・非常に内容が薄い。金だけかけた太っちょたちばかりが登場するショーに成り下がってしまった。ロジャーが忌み嫌っていたスタイルだ。 金とヒマを持て余し何もすることがなくなって出てきたんだろうか。 本当のフロイドを見たい人はロジャーの「イン・ザ・フレッシュ」というLIVE・DVDを観た方がいいだろう。 空飛ぶ意味のないブタを見たいならこちらで十分だが。

 

ギルモア博士  |  東京都  |  不明  |  25/February/2007

「音と絵の洪水」！？　だったら画面は１６：９じゃなきゃ。いまどき、４：３の絵で満足する輩、どれほどいるだろう。P･U･L･S･Eツアーの前のＬＤの方が楽しかったのはワシだけだろうか？？？

 

waowao  |  東京  |  不明  |  18/October/2006

全編にわたって演奏に覇気がなく冗長でがっかり。Moneyのベースは絞まりがなく曲が死んでいる。Brain Damage〜Eclipseは音が薄く、盛り上がりに欠ける。ギルモアの背後のコーラス隊の脳天気な踊りはかなり邪魔。One Of These Days での豚の登場は理解に苦しむ。コンセプトも緊張感もない、素材を集積しただけの肥大化したステージング。ロジャー脱退後のフロイドを受容しきれない人は買わないほうが正解。同じ肥大化でも80年頃のWall Tourの映像のほうが（ブートだけど）、画像は悪いがはるかに刺激的。

 

Achte.アブダブス  |  ロンドン  |  不明  |  16/August/2006

ピンク一行のデラックス・ツアー、ロック・ショウビズ化の波にみごとに乗って長期に亘るプログ不毛時代にあっもモンスター・バンドとして崇められ続けたその真髄を余すところなくさらけ出しているＤＶＤ作品だ。そのいっぽうで６９年ごろの張り詰めた緊張感は見る影も無くなった。