Comp.piano Sonatas: Lill(P)
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Vigore | 兵庫県 | 不明 | 13/July/2011
ベートーヴェンのピアノソナタ全集は、バレンボイムのDVDを含めるとこれで15種類目になる。作品そのものが優れているせいか、一流のピアニストが弾けばそれぞれが魅力的である。セットで買うとダサいボックスが多いが、この全集は一枚ずつプラスチックケースに収められている。ジャケットも瀟洒で、演奏、録音ともに素晴らしい。どっぷりベートーヴェンに浸ることが出来る。ベートーヴェンは文学に譬えればシェイクスピアに匹敵するということを、アンドラーシュ・シフがあるテレビ番組で言っていたが、まさにその通りだと思う。ジョン・リルのピアノソナタ全集でベートーヴェンを満喫しよう。2 people agree with this review
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gairo | 北海道 | 不明 | 02/January/2010
異次元のベートーヴェンがここにある。並の奏者ならベトの大海を時に大波に揺すられ危うくなりながら周遊して回る趣なのにたいし、こちらはベトという大海を根こそぎ動かすような力感に溢れている。打鍵の力強さと明晰さもさることながら、あらゆる部分がその最深部まで掘り起こされ、曲進行の浸透性の強さは前代未聞。しかも演奏の基本は厳格なインテンポと未曾有の端正さにあるというのだから、これは真に驚くべき演奏と言わなくてはならない。例えば「悲愴」冒頭のグラーベがどんな形をしているか、これまでそれらしい思い入れの演奏はあったかもしれないが、その全体像はリルを聴かなければわからないかもしれない。情的なものに左右されることなく、はっきり見えている到達点に向かって大地の感触を確かめながらすべての一歩を刻むというのがリルの作法であり、これほど意志に貫かれた演奏はかつてなかった。なら情緒に不足するのかといえば実際は逆。大地を揺るがす怒りから天上の慰めまで、その透明なレンジの広大さに聴き手は驚き、心底からの慰撫を得るだろう。それこそベトの音楽に内包されていたものにほかならないのだが。リルを聴かずしてベートーヴェンは語れない。1 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 21/December/2004
本当に最高です。真に凄いピアニストはワルトシュタインでゴーストノートを聴かせてくれます。それにしてもここまではっきりとゴーストノートを聴かせてくれるとは驚きです。これは真に強靭なタッチと技巧の持ち主です。演奏内容も圧巻!!独特の世界!!ベートーヴェンをまじめに勉強したことがある人は声を失うほど圧倒されると思います。でも、どこのメーカーのピアノを使用されたのでしょう?興味あります。0 people agree with this review
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サルゲッチュ | 足立区 | 不明 | 15/November/2004
この人の演奏は、EMIのピアノ協奏曲全集(EMI廉価版)が文句なしの名演です。というか、やろうとしていることが100パーセント伝わってきます。ソナタを聞いて、「?」とか思った人、そっちを聴いてみて下さい。そうでなくて、はじめからお気に入りの人も、P協では、指揮者との相性もばっちりで、こっちを聴かないと損です。そして、ソナタの演奏も惚れ直すと思います。というか、ソナタもあの指揮者にサポートして欲しかった……0 people agree with this review
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サルゲッチュ | 足立区 | 不明 | 08/May/2004
凄い演奏でした。クレンペラーのベートーヴェンの交響曲のように、細部よりも、構成感に勝負をかけた演奏という印象で、粗暴なベートーヴェンというより、聡明で、崇高なスケールの大きなベートーヴェンという。でも、クレンペラーのように細部には素っ気ない。そういうところも、気に入っていますが。録音も良いけど、ピアノはちょっと安いかな。0 people agree with this review
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夏男 | 兵庫県 | 不明 | 30/October/2003
かつてNHK-FMではじめてリルの演奏(ブラームスのソナタ)を聴いてファンになった。彼がベートーヴェンのソナタ全集を録音していたとは! 聴き慣れたグルダやバックハウス、ブレンデルなどとは曲によってかなりテンポの設定に特異なものがあって、最初はとまどったが、聴き進むうちにこのテンポがいかに説得力をもっているかに気づいた。いまではこの演奏を一日でも聴かないともの足りないようになってしまった。昨日は24番と30番を、今日は5番と17番を、と言った具合。美しい音とテクニックの妙、そして表現力は心地よい楽聖による至福の音楽世界0 people agree with this review
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TOKUSAN | KAMAKURA | 不明 | 10/March/2003
あまりアレグレッシブなベートーヴェンではないが、さすがチャイコフスキー・コンクールの優勝者リルの技巧が冴えます。第二番の終楽章などこれ以上の美しい演奏はないでしょう。ウラディーミル・アシュケナージの演奏と同傾向ですが、こちらは趣味の良さできかせます。 といって決して迫力に欠けるわけではありません。大推薦!!0 people agree with this review
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