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Nielsen (1865-1931)

CD-R Nielsen Symphony No.4, Brahms Symphony No.4 : Barbirolli / Halle Orchestra (1959)

Nielsen Symphony No.4, Brahms Symphony No.4 : Barbirolli / Halle Orchestra (1959)

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  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  29/May/2013

    テイチクの廉価盤LPを聴いてきた者としては、これは驚異の復刻だ。粗く安物くさい音だったのが、きめの細かい優秀録音に変貌。当時のEMIでもこれだけの音質のものはない。演奏も最高。ダイナミックで熱情的だが、一方ではニールセンの頑固で強引、晦渋な北欧気質をよく理解した上で綿密に曲想を追いじっくりと壮大なクライマックスを築いている。ブラームスはウィーン・フィルとの綿々とした情感はなく、端正でバルビローリとしてはやや情熱が足りないが悪くはない。それにしてもこれだけの高音質での復刻が可能ならば、ドヴォルザーク、チャイコフスキーも是非バルビローリ・ソサエティから出してほしい。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  14/February/2013

    バルビローリ・ソサエティによるリリースですが、ワーグナーの管弦楽曲集もそうでしたが、とにかく音質が優秀で、最新録音と何のひけもとらない良好な録音です。レンジも広く、大迫力のオケのサウンドをしっかりとらえていて、これらの名演を味わうのに何の問題もありません。で、演奏も素晴らしい。最初のニールセン、大管弦楽が派手に鳴り響く(有名なティンパニ・バトル!)曲で、ややとりとめがない気はしますが、なかなかに魅力的な面白い曲。バルビローリさんはそれを思い切りよく、バンバンやってくれましたので大いに満足。ブラームスは、後年のウィーンフィルとの録音が有名ですが、このハレ管弦楽団との演奏も好演。活気と張りのある、力を感じさせる演奏でこれも大変立派な出来栄えです。ディスクを聴けば聴くほど、バルビローリさん、その偉さに感服いたします。かつてはシベリウスやイギリス音楽のスペシャリストみたいにイメージ作りがなされていて、それにベルリンフィルとのマーラー第9が伝説でプラスされるといった調子の、なんだか非主流派の小物めいた扱いでした。近ごろ多くのライヴも発掘され、またこうして復刻された演奏も聴きますと、広いレパートリーのどれでも技と情熱とを感じさせ、懐の大きい、彼ならではの個性がしっかり刻印されたすばらしい出来のものばかり。大指揮者でしたね。みなさん、ぜひバルビローリさんの至芸に触れ味わってください。私自身も、もっとバルビローリを聴きまくりますぜ!

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