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Beethoven (1770-1827)

SHM-CD "Symphony No.3, Overtures -Egmont, Prometheus : Dudamel / Simon Bolivar Symphony Orchestra"

"Symphony No.3, Overtures -Egmont, Prometheus : Dudamel / Simon Bolivar Symphony Orchestra"

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  16/November/2012

    「快哉!」の一言に尽きる演奏でしょう。今、最もクラシック界で注目を集めるベネズエラ出身指揮者ドゥダメルは「ベートーヴェン以上に、音楽が人生を変え得るという絶対的な信念を典型的に示している作曲家はいない」と語っていた証拠なのか「英雄」交響曲は2008年エーテボリSOを振った演奏(タイム@14’07A16’22B5’19C11’57)収録に継いで本CD盤は2012年演奏盤(同@17’30A17’42B5’25C12’10)・・・マァ出来立てホヤホヤのものであります。オーケストラはまだ今年31歳若きドゥダメルが重要ポストを務めている三楽団の一つシモン・ボリバルSOであります。このオーケストラはベネズエラのエル・システマという制度(これは貧困家庭の子供達を音楽教育を通して育成しようとする活動)に基づき1999年創設されたものでその生徒達・・・何と言っても若いメンバーで構成されているにも拘わらず一流オーケストラと比し聴き劣りせずこの「英雄」は昨今流行ったピリオド・スタイルとは一線を隔した正統的?な演奏をベースとしております。第1楽章、軽いタッチで入り込み快調に展開して行きます。テンポは反復継ぎ目を少しスローダウンさせるものの全体きっちりとして少し速めです。決して外面効果のみではなく内面にも踏み込んでの透明感のある音色が若いオーケストラの新鮮さを反映している様です。第2楽章もゆっくりやや軽めに進め適当に「間」をつけつつ時には歌うように静かに歩む感じです。後段でのティンパニーの扱いも見事。生気に満ちた第3楽章を経て最終楽章も勢いをつけつつの展開ですが後段での少しホッとして回想する様な場面を挿入してフィナーレの堂々とした〆はこの楽章を一段と映えさせました。「プロメテウスの創造物」序曲(5’07)、「エグモント」序曲(9’11)も快演だと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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