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Mahler (1860-1911)

SACD Symphony No.1 : Inbal / Czech Philharmonic (Hybrid)

Symphony No.1 : Inbal / Czech Philharmonic (Hybrid)

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    井熊  |  静岡県  |  不明  |  06/September/2015

    ワンポイントレコーディングヴァージョンSACDシングルレイヤー盤!正にオーディオリファレンス盤にふさわしい高音質盤!演奏も間違いない名演!最高です!

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  23/May/2014

    僕にとってインバルという指揮者は、「それこそ聴衆というのを意識しない」「ただ楽譜に書かれた音符を音化するだけ」で「意識的にニュアンスを醸し出そうなどと言う気は皆無」なイメージだ。そしてこの『巨人』も、まさにこのような表現がふさわしい演奏なのだが、それでいて何故か、出だしから感銘を受け、聴き終わるまで耳が離せない磁力に満ち満ちている。録音も素晴らしい。基本に忠実な演奏をするだけで、どうしてこれほどまで感動的なのか?ただただ不思議としか言いようがない。同曲では、古いところではワルターから始まり、バーンスタイン、アバド(CSO) など個性的な名盤が目白押し(個人的にはイワンフィッシャーなども好き)な中、これほどまでに無個性(というか、文章でいえば「行間」に何も詰まっていないという意味)なスタイルで、天下一品の演奏が産まれたことに、ただただ敬服する。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  22/July/2013

    期待通りのすばらしい演奏!冒頭から一切無理がなく、非常にいい調子で音楽が進んでゆきます。妙な粘りもなく、過剰な作為もなし。盛り上がりもごく自然で、気分と音響の相い俟ったクライマックスが形成されます。第1楽章から第2楽章へはほとんどアタッカのように突入。この前半はいかにも晴朗な気分で終わります。そして第3楽章。気分は一転してペーソスあふれる屈折した音楽に。トランペットの強い音がいかにも皮肉かつパロディっぽくて面白い効果を上げています。第4楽章はまさしく嵐のように動き回りますが、決して踏み外しはない。全曲は力強く完結し、大いに満足。総じて、インバルさんの完璧なるコントロールのもと、曲の持つすべての要素がはっきりと再現されたこの上なく見事な演奏といえましょう。チェコフィルもさすがの一流ぶりをアピールしています。東京都交響楽団との演奏もいずれもすばらしいものでしたが、こうして聴いてみるとチェコフィルには音色や響きに特別な味わいがあって、「やっぱり、違うなあ」と感嘆いたしました。そしてこのディスクの録音のすばらしいこと。聴き手とオーケストラの間に何もなく、まるで同じ空間でつながっているかのようなクリアーさ。超優秀、究極の録音。すばらしい成果です。しかし皮肉なことに、録音がすばらし過ぎるせいか、インバルさんの「唸り」がずいぶんはっきり聞こえまして、やや興を殺ぐ感じがしますねぇ。そこだけ、惜しいなあ。でもそれは、インバルさんがずいぶん入れ込んでいる証拠でもあります。好意的に受け取ります。

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  • ★★★★★ 

    norry  |  東京都  |  不明  |  22/July/2012

    発売以来かなり時間が経ってしまったが、実に素晴らしい演奏である。チェコ・フィルとのチクルスは、既に5番、7番が発売されているが、今回の1番は中でも最もオーケストラの特性を活かした演奏になっていると言ってよいだろう。それは、この若書きの1番が、マーラーの交響曲中、最も出身地であるボヘミアの自然を感じさせる曲であるからでもあろう。もともとインバルのアプローチは、そのようなローカル性を超越したところにあるマーラー自身の語る「言葉」に一気に肉迫しようとするものであり、それ故にある種の過激な抽象性を帯びるものであったが、ここでのインバルは、チェコ・フィルの多彩な音色を得て、彼の本来の音楽性である過激な抽象性と、オーケストラのローカル性を全く対立させることなく音楽の中にブレンドし、これまでに例のないマーラー像を打ち立てている。おそらく、秋から始まる都響とのチクルスでは、マーラーの「言葉」にもっと直接に迫ろうとする過激さに満ちたものになるであろう。例えが適切かどうか分からないが、インバルと、都響及びチェコ・フィルとの関係は、フルトヴェングラーとベルリン・フィル及びウィーン・フィルとの関係に似ているような気がする。つまり前者のパートナーとは徹底的に自分のやりたい音楽を追求し、後者はオーケストラの特性をある程度尊重して、ある意味余裕をもって遊んでいるという感じだ。こういった使い分けが無理なくできて、どちらも素晴らしいところは、インバルが真の巨匠の域に達したことを示すものだろう。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  29/April/2012

    凄い演奏だ。いまや世界最高のマーラー指揮者として君臨しているインバルの勢いや、もはや誰もとどめることが出来ない。インバルによるマーラーの交響曲演奏と言えば、かつての手兵であるフランクフルト放送交響楽団との全集(1985年〜1988年)が名高いが、ここ数年にわたって、東京都交響楽団やチェコ・フィルとの演奏は、段違いの素晴らしさと言えるのではないだろうか。本盤におさめられたチェコ・フィルとのマーラーの交響曲第1番の演奏は、チェコ・フィルとの演奏としては第5番、第7番に次ぐ第3弾ということになるが、インバルとしては、前述の全集中に含まれた同曲の演奏(1985年)以来、約30年ぶりのものと言える。同曲は、マーラーの青雲の志を描いた交響曲であるだけに、前回の全集の中でも非常に優れた演奏の一つであったと言えるが、本盤の演奏は更に優れた名演に仕上がっており、正に、近年のインバルの充実ぶりが伺える圧倒的な超名演と言っても過言ではあるまい。かつてのインバルによるマーラーへの交響曲演奏の際のアプローチは、マーラーへの人一倍の深い愛着に去来する内なるパッションを抑制して、可能な限り踏み外しがないように精緻な演奏を心掛けていたように思われる。全集の中でも優れた名演の一つであった第1番についても例外ではなく、全体の造型は堅固ではあり、内容も濃密で立派な名演奏ではあるが、今一つの踏み外しというか、胸襟を開いた思い切った表現が欲しいと思われることも否めない事実である。ところが、本演奏においては、かつての自己抑制的なインバルはどこにも存在していない。インバルは、内なるパッションをすべて曝け出し、どこをとっても気迫と情熱、そして心を込め抜いた濃密な表現を施しているのが素晴らしい。それでいて、インバルならではの造型の構築力は相変わらずであり、どんなに劇的かつロマンティックな表現を行っても、全体の造型がいささかも弛緩することがないのは、さすがの至芸と言うべきであろう。いずれにしても、テンポの効果的な振幅を大胆に駆使した本演奏のような密度の濃い表現を行うようになったインバルによる超名演を聴いていると、バーンスタインやテンシュテット、ベルティーニなどの累代のマーラー指揮者が鬼籍に入った今日においては、インバルこそは、現代における最高のマーラー指揮者であるとの確信を抱かずにはいられないところだ。オーケストラにチェコ・フィルを起用したのも功を奏しており、金管楽器、特にトランペットやホルンなどのブラスセクションの卓抜した技量は、本超名演のグレードをさらに上げる結果となっていることを忘れてはならない。そして、SACDによる極上の高音質録音も、本超名演を鮮明な音質で味わえるものとして大いに歓迎したいと考える。

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