Shinkirou
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micarosu | 静岡県 | 不明 | 21/May/2012
前へ前へ進もうとする想い。 それを心に落としてくれるような音楽。 例えば、一曲目の「メトロ」。 メトロを人生と重ね、どれに乗ればいいかわからず、時に上ったり下ったり、例えそれが回り道だとしても進んでいくんだという想いが綴られた曲。 そこには、メジャーデビューという新しい扉を開いたピロカルピンというバンドの想いも詰まっているようで、これを一曲目に持ってきていることに、強い決意を感じる。 そこに続く「未知への憧憬」が、まさに羽ばたこうとする様子を詩とサウンドで表現していて、「メトロ」の少し重いサウンドからの流れも相まって、絶妙な開放感を持った一曲になっている。 そしてアルバムの最後に収められている「不透明な結末」。 追いかけても追いかけても辿りつけない”理想郷”。 前へ進んでいるからこそ悩み立ち止まり、それでも旅を続けていこうとまた歩き出す。 これは、このアルバムを表すような一曲。 「メトロ」に始まり、「未知への憧憬」と続き、「不透明な結末」へ至る旅。 これが終わりではなく、またここから始めようという想いが、この旅には込められている。 そしてそれを、アルバムタイトル「蜃気楼」という言葉に託しているようだ。 このアルバムはぜひ1曲目から通して聴いて欲しい。 そのときにこそ、感じられる想いがあるから。0 people agree with this review
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