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Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD "Cantatas: Ristenpart / RIAS Kammerorchester, RIAS Kammerchor, Giebel, F-Dieskau, etc (1949-52)(9CD)"

"Cantatas: Ristenpart / RIAS Kammerorchester, RIAS Kammerchor, Giebel, F-Dieskau, etc (1949-52)(9CD)"

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    northeast57  |  東京都  |  不明  |  17/July/2012

    ■第二次戦後指揮者として活躍したカール・リステンパルトは、当初、RIAS(Radio in the American Sector) of Berlinの指揮者となっていました。ここで、バッハ・カンタータの全曲録音プロジェクトが計画され録音を開始したのです。しかしながら財政的な理由から録音は未完のまま中断されてしまいました。これらの録音はレコードとしてすら発表されることはありませんでしたが、今回初めて、良い保存状態の一部録音がCDとして発売されることとなったようです。  ■録音年代は1949-1952ですが、いずれも良い状態の録音です(当然モノラル録音です)。演奏解釈は、その後主流となったリヒターのような厳格さはなく、むしろ今日的といってもよいような軽快なものになっています。楽器こそ現代楽器ですが、その後やってくるオリジナル楽器による演奏解釈を先取りしているかのように思へます。  ■歌手陣には、アグネス・ギーベル(ソプラノ)、ヘルムート・クレプス(テノール)そしてディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)など、バッハ演奏の常連が出演し充実しています。  ■その後バッハ・カンタータの優れた録音が数多く行われていることを知っている現在、この古い録音をわざわざ聴かねばならない必要性は低いかもしれまんせん。しかし、敗戦後ドイツの復興への思いを込め、当時の演奏スタイルへのステレオタイプを破り、現在でも新鮮なスタイルのこの演奏には傾聴すべき価値があると思います。そこで評価は★★★★★(5つ星)としたいと思います(チョット甘いか)。 ■本盤は、やはりモノラルの古い録音ですから、購入されるのは「病膏肓に至るの域」にある方々が中心にになるのでしょうか。若い人達からは古臭いと言われてしまうかも知れませんが、往年の佳作を聴くのは大きな喜びだと思っています。

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