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Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD Sonatas Nos.2, 3, Partita No.2 for Solo Violin : Tomoko Mayeda

Sonatas Nos.2, 3, Partita No.2 for Solo Violin : Tomoko Mayeda

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  • ★★★★☆ 

    四郎右衛門  |  大阪府  |  不明  |  26/February/2012

      演奏は、★★★★★.ただ、このくぐもった録音はいただけません。Gramola の音はこの様です。Madroszkiewicz もそうでした。こちらはあちらほど個性的ではない分、気になります。Speaker を鳴らさず、Headphone で聴いて良くなりました。

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  • ★★★★★ 

    shiryumr  |  福岡県  |  不明  |  12/January/2012

     ついに、待望の録音が登場しました。  聴き始める前にまず注目したいのは、ジャケットです。  この絵は、ミヒャエル・フックス氏の描いたTomoko≠ニいう絵です。演奏者を描いた肖像画は、ラファエル前派を思わせるような美しい緑色をバックにした表現が魅力です。この絵を見ると、演奏もきっとこのような自然で、豊かな感じだろうとイメージさせてくれます。  CDの中で、最初に聴き始めた曲は、やはり期待のパルティータです。  アルマンドの演奏が流れるやいなや、豊潤で深みのある音が響き始めました。それが淀むことなく滔々と流れていくのを聴いていると、自然の風景が脳裏に浮かびました。  曲の隅々まで光をあてた丁寧な音の構築の中から、バッハの神髄が感じられます。  名演奏と言われるものの中には、自己流に崩したような演奏がありますが、この演奏は極力、曲本来の姿を前面に出そうとしている演奏者の思いが窺われます。バッハというのは素晴らしいなと、1曲目が終るとあらためて感じるはずです。  クーラントも快速流麗な中に、音の紡ぎ方を考え抜き、到達した境地を聴き取ることができます。サラバンドはやはり重音奏法の妙を聴くべきでしょう。ここでは響きにも拘りながら、同時に流れにも重きを置いているバランスの素晴らしさを聴くことができます。次のジーグには、特に感銘を受けました。ここは結構飛ばして演奏する人が多い中で、まるでオルガンの広がりゆく音の波のような世界をじっくりと聴かせてくれています。一方で舞曲としての流れの良さも練り上げられた格別な表現となっています。  そして、いよいよ最後のシャコンヌです。ここには、前田朋子という演奏家のすべてが集約されています。  大げさな身振りは一切なく、真摯に曲そのものを等身大で表現して行こうとする演奏で、したがって曲も特定の部分を朗々と歌い上げるようなことはせずに、自然に、全体の骨格を見とおして演奏されています。  そのため、壮麗な大伽藍が次第に眼前に現れて来るような感動を味わえます。  30の変奏が、あるときは優しく、あるときは峻厳に、変幻自在に登場するのを聴いていると、もういちど、流れ去った魅力的な音をつい聴き返したくなります。それができるのがCDの良さでもあります。  特に、この演奏は何度も聞き返したくなり、そのつど新たな発見があります。バッハの深遠で、豊潤な世界に浸ることのできる最高の演奏の一つだと感じます。  このCDには、他にもソナタ第2番、第3番が収録されています。  どれも最上級の演奏ですが、その中で特筆すべきものとして、第2番では、やはりフーガでしょう。ここでの水を得た魚のような表現には特筆すべきものがあります。その後のアンダンテも、バッハの慈愛と優しさを感じることのできる佳演です。  第3番では、フーガの構築力の素晴らしさが光っています。  コラール主題による簡明なテーマを次第に積み重ねて、壮大な世界を表出して行くこの曲も、丹念に、一音一音蔑にすることなく、弛緩することなく、万全に表現しきっています。  昨年、鎌倉雪の下教会における演奏会で、直接、前田朋子氏の演奏を耳にする機会がありました。  その時の感動をこのCDからも得られます。  ヴェールに包まれていた名演奏家、いよいよ嬉しい登場です♪

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