Die Walkure : R.Kempe / Bayreuther Festspielhaus, Crespin, Uhl, Frick, Varnay, Hines, etc (1961 Monaural)(3CD)
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りっく | 埼玉県 | 不明 | 14/January/2012
60年のバイロイト公演のセットの中でワルキューレの音は酷いものでしたが、61年盤は、極めて満足のいく音質で、モノラルと表記されていながら音の広がりや深みも感じられます。かつてメロドラム(?)から出ていたのを一度だけ聴いたことがあり(しかし値段が高く入手せず)、ずっと欲しかったCDでした。確かかつてもワルキューレしか出ていなかったように思いますので、この上演が圧倒的に傑出していたということなのではないかと推測します。実際、60年盤ではヴィントガッセンが大不調、相手役のノルトモーレフベルイも大したパフォーマンスを示せていなかったのに対し、ウール-クレスパンのコンビは極めてレヴェルの高い歌唱を聴かせてくれています。ウールは、ヘルデン・テノールとしてのキャリアに入ったばかりの頃で、おそらく彼の残された録音の中でも最高の歌唱を聴かせてくれるといって過言ではないでしょう。クレスパンは、ショルティ盤のジークリンデとして録音の良い歌唱記録を後世に残してくれているとはいえ、やはり、指揮者の音楽性が違います、この盤での伸びやかで情感豊かな歌唱は格別の価値を持つものと思います。ケンペはゆとりのある、しかし決して鈍重にならない、いつも通りのセンスあふれるタクトで、歌手たちにぞんぶん歌い切らせています。 61年のジークフリートや黄昏などは、発売されないのでしょうか。ケンペはこの後63年までヴォルフガング演出の指輪を指揮し続けますが、60年の白熱の演奏に及ばないところがあっても、これだけの良い音質で聴けるのならぜひコレクションに加えたいものと熱烈に思います。それにつけても60年前後という年代はステレオ録音の普及でモノラルのライブの価値を相対的に低く認識させてしまうことになっていますが、モノラル録音にも劇的な進歩があった時代と思われ(クナのパルジファルを聞き比べればそのことはよく分かります)、50年間の版権切れが相次ぐと思われますので今後数年、楽しみです。3 people agree with this review
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