Mahler: Das Lied Von Der Erde
Customer Reviews
Showing 1 - 3 of 3 items
-




FAB4 | 福井県 | 不明 | 05/November/2011
今までに無かったタイプの《大地の歌》である。まず恐ろしく録音が良く、細かな音まで鮮明に再現すると同時に空間的な拡がりも申し分ない。ウィーン・フィルの音の艶やかさも瑞々しく捉えられ、スコアは音響的に完璧に再現されている。一方ブーレーズの指揮は実にクールで、感情的な高ぶりや思い入れを聞き手に殆ど感じさせない。 テノールのミヒャエル・シャーデは、張りのある美声を聞かせているが、オケが控えめなので歌だけが飛び出ているような感じを受ける。メゾ・ソプラノのヴィオレッタ・ウルマーナは、硬質で透明感ある美しい声で魅了し、とりわけ第6楽章では完璧な歌唱を聞かせる。ただ、水晶のように美しい歌唱なのだが、ブーレーズの指揮と同じくストイックなアプローチなので、ちょっと近寄りがたいというか感情移入しにくい面もある。 ウィーン・フィルは、これまでのワルターやバーンスタインとの演奏以上に、洗練された美の極致を聞かせてくれる。二人のソリストも各々持ち味を生かした好唱である。にも関わらず、全体としてその美しさが無機質的で冷やかな感じに聞こえるのが、ブーレーズのブーレーズたる所以か。マーラーにつきものの、感情のうねりや高ぶりは露ほども見られないこの演奏スタイルに戸惑う人間は多いだろう。決して筆者が好むタイプの演奏ではないが、かといって第6楽章の恐るべき完成度と緻密さを前にすると、それはそれで無条件に吸い込まれてしまう。 非常に特異で賛否両論分かれる問題作だが、傾聴に値する事は間違いない。3 people agree with this review
-




まつ | 山口 | 不明 | 24/April/2006
非常に精緻な演奏で、今まで聴いた事が無かった音が聴こえてきたりと新しい発見が出来ました。VPOの音色が素晴らしく、この精緻な演奏に潤いを与え、曲の解析・構造美 対 耽美的表現の絶妙なバランスを作っていると思いました。素晴らしい演奏と思います。0 people agree with this review
-




ボテ猫 | 神戸 | 不明 | 29/March/2001
VPOの起用が正解で、テノールのシャーデは若いが明朗な声で理想的であり、ウルマーナもルートヴィヒ、ファン・ネスに匹敵する表現力で寂しさを見事に表現、告別もお涙頂戴ではなく寂寥感を見事に表出した、この曲の理想的表現。1 people agree with this review
Showing 1 - 3 of 3 items
