Playground Psychotics
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kasa | 北海道 | 不明 | 30/May/2011
92年発売の本CD最大の売りである71年フィルモア・イーストでのジョン&ヨーコとの共演は、「完全版」ではない! 72年発売の「サムタイム・イン・ニューヨークシティ」(以下ジョン版)の「JAMRAG」には20秒程だが、マザーズの「キング・コング」の演奏が収録されているのに、このCD(以下ザッパ版)には無い。理由は不明・・・。 共演の収録時間は、本CDが19分18秒で、ジョン版は22分8秒であり(ライナーの時間表示計)、ライブなので語りやエンディング歓声の影響はあるが、その差はほとんどない。 ザッパ版では、「WELL」でジョンの硬質なギターがよく聞こえる。また フロー&エディのボーカルもライブ通りしっかり聞こえる。ヨーコのボイスパフォーマンスはジョン版の方が大きい。最後のジョンのザッパへの挨拶はザッパ版の方が聴こえる。聞き比べると確かにミックスの差は相当ある。 この演奏は、お互いがそれぞれのバージョンをリリースしようとザッパはマスターテープをジョンに渡したという。 周知の如く、ジョンは72年に発表。当時両者の知名度の差は歴然で、「サムタイム〜」でザッパを知ったロックファンは多かった筈だ(もちろん私も)。有名だが、マザーズの「フィルモア・ライヴ’71」のジャケットをジョンが赤ペンで大幅修正したライブジャムジャケットは強烈だった。でもこれにザッパが怒ったという話は聞いた事がない・・・。 何か実に、スケールの大きい両巨匠ではないか! 先のザッパ・ディスクガイド本にも、本CDライナーにも書かれていて、気になったのだが、ジョンがザッパとヨーコにはさまれて、たじたじになってるって?立ち往生しているって?ジャケのジョンらしいイタズラ?からも, 実際の演奏からも、そんな事全く感じないな、私は! 共演のいきさつをザッパと出会って誘われて、すぐ行ったとジョンは語っているし、こういう行き過ぎた連中とは、うまが合うとも言っている。「ジョンの魂」で「ビートルズを信じない」と歌い、「イマジン」でポールにケンカを売り、当時のジョンは非ビートルズ化の頂点を極め、ここにロック最左翼のザッパとの共演は望むところだったのでないか。 ジョンのボーカルは力強いし、「WELL」の「ZAPPA!」の掛け声に続くザッパのギターソロは何度聴いてもカッコイイし、「SCUMBAG」ではマザーズとのJAMも大白熱するのである。 最後は、ギターのフィードバックノイズとヨーコのボイスだが、始まって2分位して聴こえるギターのカッティング音(ガンガンガン♪)はジョンがやっていると思う。ジョンはエネルギーに満ちている!(もちろんヨーコも) ザッパを「難解」に追いやるなと言いながら、ザッパvsビートルズという図式を強調したら、また結果的に「難解」にザッパを追いやるのではないか。素晴らしいガイド本で唯一気になった所だし、本CDのライナーは感心しない。 ビートルズにも、ジョンにも、ポールにも、ザッパにも、私は最大のリスペクトを永劫に奉げたい。(あと何人かはいるよ!) ところで本CDは、フロー&エディ在籍時のマザーズの作品で、メンバーのトホホな会話が笑える。メンバーのザッパへの不満もかなりあって・・・。これを発売したザッパの真の意図は、まだ現在の私には分からない(苦笑)。とにかく半分はテープ録音されたメンバー間の会話なので、日本盤でないと話にならない。というかザッパの作品は日本盤訳詩付きが必須だ。 本作、買うのは相当最後で良いかもしれないが、もし日本盤を見かけたら即買いだよ。4 people agree with this review
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