レインボー  |  不明  |  不明  |  29/November/2020

アメリカの会員制通販、リーダーズ・ダイジェストは優良なアルバムを制作してきた事で知られます。 チェスキー・レーベルでは今まで復刻されてこなかったリーダーズ・ダイジェストの音源を幾つか復刻、これもそうです。 このCDはシューマンの交響曲第３番をメインに、マンフレッド序曲、リストのメフィストワルツ第1番、ワーグナーのタンホイザー序曲が収録されています。 指揮者はルネ・レイボヴィッツ。 オーケストラはワーグナーとマンフレッドが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、交響曲第３番とリストがインターナショナル交響楽団です。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との演奏はさすがロンドン五大オケだけあり、文句のつけようがありません。 インターナショナル交響楽団は録音用のオケと思われ、実際アンサンブルはそこまで高くないのですが、こちらの演奏の方が生き生きとした演奏で中々良い演奏です。 この盤は元々、ケネス・ウィルキンソンが録音を担当しており、現在でも通用するキラキラしたサウンドは見事である。