Sym.5, Piano Concerto.3: Gilels(P), Szell / Vpo Salzburg Live 1969
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あんどれす せごびあ | 愛知県 | 不明 | 29/December/2017
盤の温室が悪いので、ライブならではのホール感が全く感じられませんでした。演奏はいいんでしょうが・・・。0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 11/June/2010
1969年ザルツブルグ音楽祭でのライブ録音で当時セルは72歳・・・指揮者としてはまだまだこれからという時でありましたが翌年亡くなってしまうのですね。「エグモント」序曲(演奏タイム8’41)、これから始まるコンサートの興奮度合いが高まって行く様子がありありと分かります。スタジオ録音では聴けない生々しさが伝わるとともにVPOの弦の美しさが素晴らしいです。フィナーレへは早足で駆け出します。この録音が「縁」で「エグモント」全曲が後日録音されることとなります(私は正直この全曲版、ブッソウの「語り」のナチス演説を連想するような激しいドイツ語についていけませんが・・・)。次にあの鋼鉄ピアニスト ギレリス(当時53歳)をむかえてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、演奏タイムとしては@16’12A9’42B8’20となって比較的全体テンポは早い方の演奏であります。第1楽章初めオーケストラは抑制気味、小編成のような感じでなだらかなVPO弦が美しい(この小編成な感じはこの楽章途中でオーケストラのみで走る節も同様です)。もう少し逞しさが欲しいとは思いましたが曲が進むうちにそれは杞憂に過ぎませんでした。さて前奏が終わりピアノが強靭な第1発目をタッチします。とにかくギレリスらしさが満ち溢れます、力強いカデンツァに入る前オーケストラは充分準備をします。最後少しアンサンブルが怪しい処もありますがライブ故と割り切ります。美しい第2楽章・・・終わりの方でピアノとオーケストラが不合と思われるのは単に掛け合いなのでしょうか。第3楽章ピアノはアクセントをより明確にし特にこの楽章はスピードアップ、しかしカデンツァ前はやはりオーケストラは満を持します。〆のアンサンブルも無視しますね。この第3協奏曲通して聴いた後皮肉な事ですがアンサンブルがセルの割りには?と聴こえライブなんだなぁと思った次第。「運命」交響曲にはセルの録音盤が多く手兵CLOでは1955年モノラル、1963年、1966年ステレオなどが今は聴けるようで他にライブを含めSKDやCSO(1961年)そしてACO(1966年)などがあるようです。本盤VPOの本気?演奏が聴けやはりアンサンブルの詰めがセルらしくない処もライブならではです。演奏タイムは@7’45A10’13B5’35C8’45で前述の各演奏とそんなにブレてはいないようです。とにかく曖昧さがなく知情バランスがとれた演奏かと思います。第1楽章最後の主テーマは引き伸ばし〆をすばやくしております。第2楽章VPOの芳醇さをよく引き出して美しいです。最終楽章イントロを思い切り伸ばし続いては早めに展開、VPOの割りと柔軟な対応に注目! 繰り返し再開の前の念押しは面白く端正な躍動感に管楽器の暴れ?も聴き処。そして比較的溜めを作ってゆっくりこの曲は終わります。完璧主義のセル/CLOでの演奏とは違う面も味わえる素晴らしい演奏かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)3 people agree with this review
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かわっち | 東京都 | 不明 | 21/December/2002
大げさに表現したくはありませんが、いいものを聞かせてもらったという感じです。特に緩徐楽章の伸びやかな歌はぜひ多くの方々に聞いていただきたいと思います。2 people agree with this review
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