Cello Concerto, Enigma Variations, etc : Maisky(Vc)Sinopoli / Philharmonia
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遊人王月曜日 | 北海道 | 不明 | 29/June/2018
二人の風貌は好きではないが、このcdに収められている音楽は実によかった。協奏曲はデュプレを愛聴しているが、マイスキーも素晴らしく、出だしから鳥肌が立った。録音がよいのもその効果を上げている。威風堂々は自信に満ちたもので、これも感動物だった。結論は大満足!0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 29/January/2013
ほぼ同世代の二人・・・チェロのマイスキー(当時42歳)と指揮はシノーポリ(同44歳)が1990年協演収録したエルガーのチェロ協奏曲(タイム@7’47A4’07B5’04C11’14)はオーケストラがPHOとイギリス系なのですが二人の粘着性が結構リードしてこの曲の暗い美しさが表出されている様に思いました。第1楽章冒頭からいきなり熱の篭ったチェロ・カデンツァ的な出だしがこの演奏のムードを決め付けるようです。分り易いテーマにバトンタッチされてからは切々と歌い上げて行くわけですが印象的です。協奏曲には珍しい四楽章でゆっくりした抒情的な場面、舞曲的な場面等々を経ての最後の「〆」が戻って先ほどの冒頭のパッセージに帰結する辺りの粘りがこの二人に打ってつけでしょう。同じくPHOを振った1987年録音の「エニグマ変奏曲」(トータルタイム34’22)はシノーポリの粘着性を活かしつつ屈託感と自在感をバランス良く展開するのですが気のせいか彼の精神医学への傾倒から影響された衒学的な処も垣間見えた様に思えました。中々一筋縄では行かない指揮者だっただけに存命だったら面白い立ち位置だったろうとこの変奏曲を聴きながら思いました。併録は1991年演奏の「威風堂々」第1番(タイム6’33)と第4番(同5’21)です。エルガー等イギリス作曲家作品演奏には先入観もあるかも知れませんがやはりイギリスオーケストラがすんなり受け入れられますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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