CAPTAIN FUNK

CD Songs Of The Siren

Songs Of The Siren

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  • ★★★★★ 

    Young Guns  |  京都府  |  不明  |  24/September/2009

    圧倒的なスケールのアルバムです!私がこれを聴いたのはリリースからかなり経ってからですが、「ダンスロック」の「ロック」じゃなくて、既にど真ん中で「ロック」な音楽として聴いてます。 「デジタル版のスワンプロック」とでも言うのでしょうか。 海外でもこのアルバムは評価高いみたいですね。ビルボードのアジア部門で受賞したというのも、この「小さくまとまらない突き抜け感」が評価されたのでは? 私は「Take You Higher」と「Under The Rock (Part2)」が大好きです。とにかくこんな音圧で、ロックのしなやかさとデジタルのシャープさを兼ね備えた音楽はなかなか聴けないです。 すごくジャンルに偏った狭い聴き方をしている人にはピンと来ないところもあるのかも知れないですが、私のような雑食派にとってはそれくらい貴重な作品だと思ってます。

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  • ★★★★★ 

    RodSteward  |  大阪府  |  不明  |  09/September/2009

    すでに第2期のCAPTAIN FUNKが始まって3枚アルバムが出されている今になってこのアルバムを聞き返してみました。 この「Songs of the Siren」の音を始めて聴いた時、これはダンスミュージックなのだろうかと戸惑う部分と、音が革新的すぎて(当時DJ出身でこんな79分のフルコンセプトアルバムを作る人はいなかった。今もいないが)、どう捉えてよいのか分からなかった部分があります。 けど、その後のOE名義とか、現在のCAPTAIN FUNKの音を楽しみながら聴きなおしてみると、クリエイティブな意味で「ダンスの進化」とか「ロックとの融合」を真剣に表現しようとしたアルバムは、海外の音楽含めても他に見当たらない。 クリエイティブな完成度という意味においては、CAPTAIN FUNK名義はここで既に頂点まで来てしまったんだなと思います。当時ダンスだロックだと言われる中で、全く違うベクトルとスケール感で世界を見ていた事が今にしてようやく分かりました。 サンプリングも全くしないで、全部手演奏でこのアルバムを仕上げたという事自体、気違い沙汰だといえます。 今のCAPTAIN FUNKはもっとデビュー時の「Encounter」とかに近いというか、エンタテイメントを意識して、絶対にリスナーを満足させるという意気込みを感じます。 とにかく、このアルバムはリリース当時よりも今の方がまっすぐに聴ける。 CAPTAIN FUNKもその時代が来るのを待ちながら、誤解やリスナーの理解不足を承知で作っていたのかもしれないな、そんな感じを覚えました。

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