Mozart Piano Concertos, Nos, 22, 27, : S.Richter(P)Barshai / NHK So +Tchaikovsky Piano Concerto No, 1, : Berman(P)Iwaki / (1970, 77 Stereo)(2CD)
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テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 01/December/2016
コンサートで滅多に聴けなかった鉄のカーテン内からの超大ピアニストによる協奏曲のライブということだけでも貴重なCDです。N響の進化も素晴らしいです。1 people agree with this review
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JCS | 神奈川県 | 不明 | 26/January/2014
レヴュー欄でも時々見かけ、現に「さすらいのBass」さんもさうですが、このCDは自分が聴きに行つた演奏会の録音で、それは初めて。(このあとの読響とのベートーヴェンの三番、日比谷公会堂でのベートーヴェン変奏曲ばかりのリサイタル、と初来日の年に三回も聴けた!)まだ大学生で緊張、始まる前から興奮してゐて、音楽に心静かに耳をじつと傾ける状態ではなかつた。それにモーツァルトは K299の「愛らしさ」にまだ呪縛されてゐたやうな未熟さだつた。 曲順はCDとは違つてゐて、K595 のはうが前半でした。(なぜ曲順を変へたのでせうか)後半の K482の第三楽章全曲がアンコールで弾かれました。(ベートーヴェンの晩もさう)そのアンコール演奏はすこし気が抜けてゐるやうに感じた。後日新聞評では吉田秀和氏が、前半と後半とでピアノの音が全く違つてゐた、と書いてゐたのを読みました。じつにその通りでした。 しかしCDではそれほどはよく分からないやうです。卓上ステレオとコンポと時々聴き比べてみるのですが、どちらででもピアノの音はじつにきれいに鳴つてゐますが、どちらも記憶とは違つてゐる。 それにN響。かつてはこのCDでのやうにキレイな音ではなかつた。スイトナーでもマタチッチでも聴きましたが、オケが美しく鳴つてゐるといふ経験は、レコードで聴き実演でも聴いた外国オケの場合と比べ、したことがなかつた。数年後にギレリスが来日してブラームスの二番をやり、ピアノの美しさに感嘆したあと、後半は三番の交響曲だつたのですが、音がザワザワ、ザラザラしてゐて、演奏がどう、サヴァリッシュがどうと言ふ前に、音楽に入つて行けなかつたといふ経験は、いまだに鮮烈です。(スミマセン) それから演奏ですが、練習魔のリヒテルとの練習は、十分ではなかつたのではないか、と感じてゐます。 CDを作る時なにが行はれてゐるか、40年以上経つてから思ふのも滑稽でせうが、LPだ、CDだ、SHMだ、SACDだ、それから復刻盤だとか、いろいろ言はれ、それぞれに違つてゐると、なにが本物かといふ問ひをいつもかかへなければならないやう。それでいい、それが正しい、といふことになるのでせうか。 N響でいちばん最近聴いたのは、去年の演奏会形式マイスタージンガー全曲ですが、音は昔とはぜんぜん違つて、清潔なキレイなものでした。もはやCDを作つてもあまり違はないのではないか。これはオケの努力と聴衆の愛情と経済繁栄の共同作業の成果。ほかのオケも同じ。 リヒテルのK595は、自分にはこれで四つ目。K482は三つ目。ほかの作曲家の場合と違ひ、弾かれた時期によつて異なる、といふことが一番少ないのがモーツァルトであるやうな感想を持つてゐます。3 people agree with this review
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ライエル | 東京都 | 不明 | 05/December/2012
前のレビューアーの「さすらいのBass」も書いておられますが、まずリヒテルのモーツアルトが抜群に素晴らしいですね。実に細やかなニュアンスに満ちていて、自在そのものです。カデンツァですが、たぶんブリテンによるものではないでしょうか。リヒテルは、ブリテンそしてムーティの指揮でもこの22番を録音していますが、そこでもこのカデンツァを弾いていたと思います。それから、ベルマンのチャイコフスキーもまた見事。強奏の部分も良いですが、弱音のパッセージなど冴えわたっていますね。前者のバルシャイそして後者の岩城指揮のN響も、とくに弦が美しい。そして、ベルマンのアンコールのスクリャービンとラフマニノフの切としたダイナミクス。贅沢な内容だと感じます。3 people agree with this review
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さすらいのBass | 埼玉県 | 不明 | 02/October/2012
2枚とも巨匠初来日の貴重なライブ録音である。 音質も満足の行くものだ。 先ず、リヒテルのモーツァルトの歌心に満ちた繊細なタッチに驚かされる。 しかし、カデンツァは2曲ともモーツァルト自身のものではなく、ブラームス作曲のものか? 私は浅学なので、こ存知の方がいらしたら、是非ご教示頂きたい。 大変力感溢れるカデンツァと繊細なオケと奏でるモーツァルト自身の優美な旋律が相反するどころか、見事に融合している。 そして、リヒテルが1994年に最後に来日した時もバルシャイ指揮新星日本交響楽団とモーツァルトの1番、5番、18番の協奏曲を慈しむように演奏していたことが懐かしく思い出される。 この演奏会の模様はNHKが収録し、「巨匠リヒテルのモーツァルト」と題してNHK教育テレビ「芸術劇場」で放送された。 私はこの放送を先ず、VHSに収録し、後にDVDにダビングして現在も愛聴している。 この演奏はCDやDVDとして発売されたが、廃盤となってしまった。 これは楽壇にとって大きな損失であり、音楽愛好家だけでなく、音楽を志す方の為にも復刻することを切望するものである。 それにしても、大阪万博の年に初来日し、ヤマハのピアノによるモーツァルトで日本中の音楽愛好家を驚愕させ、最後の来日もヤマハのピアノによるモーツァルトで締めくくることになったことは単なる偶然なのだろうか? 巨匠が最も敬愛していた作曲家がモーツァルトであった証に他ならないのである。 次にベルマンだが、この演奏は幸い、生で聴くことが出来た演奏である。 彼は来日前にギレリスをして「リヒテルと二人ががりでも叶わない」と言わしめたカラヤン指揮ベルリン・フィルとの同曲の録音は一大センセーショナルとなり、この日、NHKホールは超満員だったと記憶している。 頭をハンマーで殴られた様なショックを受けたことが懐かしく思い出される。 それは当日、NHKホールで演奏を固唾を呑んで聴いておられた方は皆さん、同じだと思う。冒頭のオケの前奏を受けた後のスタインウェイを乱暴に叩くのではなく、自然体で弾いているのだが、その音量の凄まじさに圧倒された。 岩城宏之氏指揮NHK交響楽団のそれに負けじと、相撲に例えれば、「がっぷり四つ」に組んで一歩も後に引かない演奏も見事であった。 嵐のような第一楽章が終わると、得も言われぬ、嘆息の出る程、叙情的な緩徐楽章が展開された。 そして、終楽章のベルマンでしか取りようのない絶妙なテンポ、木管楽器との美しいやりとり、そして、一気にコーダへ突き進んでゆく強靭な推進力、これを至芸と言わずして何と言おう。 演奏が終わると、NHKホール全体が興奮の坩堝と化し、ブラボーを叫ばない者は一人もいない、 技巧は確かに魔人の様なものなのだが、それでいて、決して、歌というものを、この人は忘れていない。 私はリヒテルのチャイコスキーにも衝撃を受けたが、それとは違った意味で、ノックアウトされてしまったのである。 万雷の拍手に応えて、スクリャービン、ラフマニノフ、ベートーヴェン(アントン・ルービンシテイン編曲)の4曲を演奏したのだから、更に驚嘆してしまったのである。最後のベートーヴェンのトルコ行進曲を編曲したアントン・ルービンシテインはチャイコフスキーから、この楽曲を献呈されながら、拒絶したことで有名である、そのルービンシテイン編曲で締めくくるとは何とも心憎い演出である。 この演奏会を当日、聴くことが出来た聴衆は幸運である。 ピアノのロシア楽派の最後の継承者がベルマンであったと改めて思う今日この頃である。5 people agree with this review
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