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Seiji Ozawa / Haruki Murakami

Books Ozawa Seiji-san to, Ongaku ni Tsuite Hanashi suru

Ozawa Seiji-san to, Ongaku ni Tsuite Hanashi suru

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  • ★★★★☆ 

    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  11/January/2012

    この本は貴重だ。もはや伝説の彼方にいる音楽家の日常の姿が、しかも日本語で書かれている。こんな本は今までない。ルービンシュタインにいっぱい旨いものを食わしててもらった。だとか、英語が上手く話せればブルーノ・ワルターと話ができた。だとか。本当に盛りだくさん。妄想と偏見に満ちた日本の評論家の文章を読むより数百倍面白い。しかし、小澤は「レコードマニア」の事を未だに嫌悪している事が書かれている。要するに、同じ曲を違う演奏で聴き違いを評論するマニアの事。日本の音楽ファンはごく一部を除いて、レコード演奏の聴き比べからクラシックファンになったと思う。そういう聴き方に嫌悪感を示す小澤。日本のクラシックファンとはやはり深い溝があると思った。小澤は楽譜を読み、曲をイメージできるが、我々は演奏家の手によってしか曲を聴く事ができない。しかも、本場からは遠く離れた日本の地。どうしてもレコードに頼らざるを得ない。そういう日本の音楽愛好家に嫌悪感を示す小澤征爾。そう思うならチェリビダッケのように、一切レコード録音はするべきではない。それができないのなば、プロの指揮者として、絶対口外してはいけない事だ。村上春樹氏も少し戸惑っている書き方だった。よって1点減点。しかし、この本に書かれている面白さ、貴重さは全く変わる事はない。

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