Cinderella
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micarosu | 静岡県 | 不明 | 15/January/2012
魔法が解けたシンデレラ。 キラキラしたサウンドの中に見せる切ない歌詞が、たまらなく愛しくなる。 ずっと好きだった”あなた”を、時に疑ってしまった。 気持ちを確かめるため、「別れたくない」の言葉が聞きたくて、「別れよう」と言ったら、返ってきたのは「今までありがとう」の言葉。 そのときはとても思い出にはできなかったけど、少しずつ時を過ごしながら思い出に変えていく。 そんなシンデレラが魔法が解けてからの物語。 今までの奥さんのシングルはバラード調の失恋ソングが多かったけど、今作では失恋ソングではあるが、それを受け止めて前へ進んで行こうという姿が、キラキラしたアレンジとも重なり、ただ切ないだけじゃなく、聴いていると心が温かくなってくるような曲に仕上がっている。 また、ジャケットやPVを見ると、トレードマークの赤メガネが黒メガネになっているだけでなく、スカートを履いていることからも、この「シンデレラ」が今までにない曲になっていることがわかる。 切ないけど、ほんのり温かい。 そんな奥さんのまた新たな一面が見れる一曲です。0 people agree with this review
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きんちょ | 東京都 | 不明 | 04/January/2012
★★★★★★魔法が とけてから はじまる “わたし”の物語 / キラキラしたサウンドも! じっとりシリーズも!★★★★★★ ● ● 奥華子 待望の 12thシングルは,ポップな曲調の キラキラ・サウンド。 ● ジャケット写真をみれば わかるように,奥華子は この曲のために トレードマークであった 赤メガネを「黒」にし,メジャーデビュー後の6年半,プライベートですら はいていなかったというスカート姿で活動することにした。ポニーキャニオンも発売前からPVをフルコーラス公開するなど,強気の販売戦略。曲をきくために買うCDではない。曲をきいたからこそ買うCDである。 ● ● ラジオで,テレビで,街の有線で…。ながれてくる『シンデレラ』を すこしでも きけば,ノリのよいポップなサウンドが印象に のこる。編曲は島田昌典。aikoのインディーズ時代からの音楽プロデューサーであり,いきものがかり,JUJU,FUNKY MONKEY BABYS,秦基博などの楽曲をてがけている。いま “売れ線”の音をうみだしているのは この人だといっても いいだろう。その,ききやすい,いかにも きいたことのありそうなサウンドに のっているのは,「声だけで泣ける」と評され,路上ライブで10万人を止めた魔法の声。はじめて聞いた人でも,歌詞のすべてが はっきりと ききとれるはずだ。そして,しばらくすると, < 「あっ,これは失恋ソングなんだ」 > ということに気がつくだろう。 ● ● 奥華子本人いわく “まえむきな失恋ソング”。その あかるい曲調が 語るのは,ささやかな個人の ものがたりに すぎない。とつぜん ふれらて よわってしまった女性が やがて すこしだけ たちなおっていく。その,わずかな変化を歌にしただけのことだ。 < 「わかれたくない」と いってほしくて / 「わかれよう」と いったら / 「いままで ありがとう」と いわれた… > 本人にしてみれば悲惨。だけど,どこか滑稽に みえる主人公が,おちこみは するのだけれど それでも がんばる。そして,自分をふった あいてに いつか自分も「ありがとう」と いえるようになりたいという話。歌詞のなかに「あなた」は でてくるけれど,歌詞が えがいているのは 最後まで「わたし」の内面である。だが,この歌詞は,マイナスな心がプラスに転じる瞬間を ていねいに きりとっている。歌いあげているのは,きずついた人間が自分をいやす ちからだ。キラキラしたサウンドは,そんな,心の底の みえないところで はたらいている ちからの躍動だと かんがえれば,いっけんミスマッチな歌詞との関係にも 納得が いくだろう。 ● 曲のはじまりと おわりに ストリングスで 銅鑼のような音が はいっているのにも 注目してほしい。まるで,魔法が かかるときと,それが とけるときの音のようである。恋人が できて,つきあいはじめたときは,魔法が かかったように 世界が きれいにみえる。もちろん,それは すばらしいことだ。(奥華子には『魔法の人』という めずらしく しあわせな楽曲もある。) だが,それが魔法なのだと おもえば,失恋して世界が くらくなったとしても,自分をせめる必要はない。人は,魔法が とけてから,自分の ちからで あるきだす。その ちからこそ 根源的だ。実は,魔法だと おもっていたものも,その ちからから うまれてきた 花のようなもので,根や茎が しっかりしていれば,花は また さいてくれる。 ● 奥華子が イメージチェンジのために 赤メガネをやめたというのも象徴的だ。路上ライブ時代に 赤メガネを つけて 歌ってみたら,その場でCDが3倍 うれるようになった。そんな実話から,これまで 赤メガネは奥華子の必須アイテムであると されてきた。まさに,奥華子にとっての赤メガネは シンデレラにとっての魔法のようなものだった。しかし,いうまでもなく,メガネの色だけで曲が うれるはずはない。すべては,楽曲そのものの ちからが あってこその話だ。今回,奥華子は みずから“魔法”をといて,新曲『シンデレラ』で勝負する決意をみせたといって よいだろう。 ● ● 実は,『シンデレラ』は,2011年の春にリリースされる予定だった。はっきりとは あかされていないが,一度はレコーディングまで したらしい。それが延期になったのは,奥華子自身が,震災後のこの時期に この曲は歌えないと,つよく主張したからだという。周囲の迷惑をしりながらも,奥華子は計画を全部 変えた。つくりかけていた『君の笑顔』という別の曲を完成 (初OAは 4月16日) させ,2011年の夏まで被災地をふくめ,全国各地で スマイルライブと題した無料ライブをおこなった。 ●全国ツアー 4th Letterの最終盤でグランドピアノ弾き語りで初披露された『シンデレラ』は,この スマイルライブの期間中,完全に封印された。それが ふたたび聞けたのは 7月11日の逗子海岸での「音霊」だった。なんと,パーカッションに演奏者をむかえ,手拍子をもとめての歌唱だった。●それからシングル発売まで さらに半年。11月19日のCD音源の初オンエアまででも4か月かかっている。時間が かかったのは,歌詞をてなおししたり、アレンジをやりなおしたということもあるが,その間も,奥華子は しばしば被災地をおとずれ,また,被災者のファンからのメッセージに ていねいに返事をかきつづけていたらしい。 ● ポップな曲調の この曲が 震災後の日本の状況に あわなくて 発売が延期されたという説明は うそでないだろう。そうであれば当然,では,つぎは どのタイミングでリリースするかということについて,スタッフも 本人も,真剣に なやんだはずである。そう おもって曲を聞き,メガネを黒くして歌うようにしたことを あわせて かんがえてみると,この曲じたいが,もっと ふかいところで,あちこちに ちらばった かなしみに よりそいながら,そんな状況のなかからも 勇気をふるって生きていこうとする人たちへの共感に なっていることに 気がつく。延期後のリリース時期の決定に あたっては,いまの この時期ならば,この “まえむきな失恋ソング”の,キャッチーなサウンドの下に こめられた思いが きっと うけいれられると考えたのではないだろうか。わたしは そう,想像する。 ● ● ● ● カップリングの『卒業の時』は,かなり前に つくられたが 未収録だった曲。10thシングル『初恋』の初回特典として,ワンコーラス分の携帯ダウンロードが可能になっていたが,今回,あらたに編曲されて,フルコーラスが収録された。ちなみに『初恋』は,それをもって「奥華子といえば 失恋ソング」と いわれるようになった ヒット作である。 ● 『シンデレラ』の キラキラしたサウンドをきいて このCDを購入した人は,『卒業の時』で,普段の奥華子の曲調をしるだろう。シンプルなアレンジで,歌と声の ちからだけで きく人の心に ひびく曲。奥華子は,このような曲をたくさん うみだしてきた。 ● そして,もっとディープな奥華子の世界をしるためには,3曲目から5曲目のライブ収録音源をきいてほしい。2010-11年の全国ツアー4th Latterのコンサートでの佳境,“じっとり”シリーズの3曲である。路上ライブ出身の奥華子は,このような弾き語りのスタイルで支持をあつめてきた。たぶん、奥華子じしんにとっても、ながくファンである おおくの ひとにとっても,CDは ショーウインドウのようなもので,CDに ある楽曲を バンドのいないライブの ひとりの舞台で どのように弾き語りするかというところが注目のまとであるはずだ。曲が完成するのは,CDが でた 後なのである。ちょうど,シンデレラの魔法が とけた あとに,その人の自分の あゆみが はじまるように。 ● CDを買って,きいたら、つぎは ぜひ、ライブに でかけてほしい。そして よかったら、ライブ活動をささえるために、また つぎの2月22日発売のアルバムを買ってほしい。1 people agree with this review
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