Symphony No, 8, Works for Violin & Orchestra : Zinman / Zurich Tonhalle Orchestra, A.Janke(Vn)
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 21/June/2013
ジンマンと言えば私などは1990年代初めにリリースされたグレッキー「悲しみのシンフォニー」の印象がしばらく続いていましたが、同年代後半から本格的交響曲集の収録に着手し始めこれまでベートーヴェン、シューマン、マーラー、ブラームスと進んで直近では2011〜本年2013年にはシューベルトの交響曲というわけでこれらの演奏記録が正直飛び抜けて評価の高いものとはなってないことは不本意な処でありましょう。若い々と思っていた彼ももう70歳代半ば、シューベルト交響曲集を手がける年齢としては例えばベーム、カラヤン等と比しても決して時期尚早というわけではありません。本盤はそのシューベルト交響曲集の一環で2011年ジンマン75歳の時に収録したシューベルト交響曲の超代表曲第7(8)番「未完成」(タイム@11’37A9’15)で他のレビューにもあります様に元々シューベルトには特に想いの強いジンマンが従来のピリオド奏法を駆使しテンポ速目に衝撃的な演奏を繰り広げております。第1楽章スタートの低音弦を強調して管を不気味に入りこませ・・・聴き始めて只者の演奏ではないとショックを受けました。切り込み鋭く反復してピークへ持って行く不安の煽り方、そして効果的にスピードアップを噛ましてもたれない〆・・・確かにCDのオビにある「これまで聴いたことがない、凄絶な「未完成」交響曲」となっております。第2楽章は出だし割とトントンとした調子で速く進みます。管の歌わせ方に修飾的な遊びがあり面白いですが第1楽章よりピーク付近はマイルドに感じました。しかし油断していると全奏・強奏では必ず何かの仕掛けがありクロージングへは穏やかに段々と下って行きます。全体としてやはり「未完成」交響曲の美しいロマン性を払拭させる随所での綿密な諸仕掛けは一度聴くことをお奨めします。チューリヒ・トーンハレOコンサートマスターのヤンケ(収録時28歳)がVを受け持つ「ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド」(タイム14’38)、「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲」(同10’09)、「ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ」 (同5’57)は何れも私は曲として初耳に近いのですが、カップリング先発の未完成交響曲の衝撃的な雰囲気とは全く別世界の穏やかな展開がこのCD曲構成に硬軟というか明暗効果をもたらせてはおります。まぁ、ヤンケの存在確認トラックでもあるのかなとも思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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ちょくさん | 東京都 | 不明 | 05/February/2012
期待の「未完成」は面白いには面白いが多少不満もある。面白いところといえば、テンポの速さ(一楽章)と木管楽器に施された装飾音符。ここら辺はジンマンの面目躍如、楽しく聴くことができた。一方不満は強奏した時の音の響き。何故か古臭い厚ぼったい音に聴こえるのだ。ジンマンの演奏は鮮烈な響きを以てこそと思っているので、そこがいささかもったいない気がした。 ただし、このCD「未完成」だけが聴きものではない。ヴァイオリンと管弦楽のための作品が3曲。これが実に生き生きとしていて素晴らしい出来である。特に「ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ ロ長調 D.580メロディーが楽しく親しみやすい曲。チューリヒ・トーンハレのソロコンサートマスター、A.ヤンケの演奏も素晴らしい。これだけでも価値があるのでは? お勧めです。1 people agree with this review
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