Wagner: Der Ring Des Nibelungen Notes & Libretto
Customer Reviews
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ハッチ | 愛知県 | 不明 | 20/March/2021
ショルティでワーグナーとマーラーにハマった。 長らく「ニーベルングの指輪」は鬼門であったが、 還暦を前にようやくリングに辿り着いた。 ワーグナーの音楽は魔法、陶酔の音楽。1 people agree with this review
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浜っ子 | 愛媛県 | 不明 | 28/February/2021
全曲盤はこれしか持っていないが、何の不満もなく、ただただ圧倒されるばかりです。購入当時、3万円でしたので、おいそれと手がでないものでした。いろいろCD解説本の情報を漁り購入しましたが満足しております。お勧めです。0 people agree with this review
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私的決定盤レビュー | 愛媛県 | 不明 | 23/February/2021
音楽史上に輝く超大作「ニーベルングの指環」の歴史的名盤です。史上初の指輪全曲録音プロジェクトだったそうで、もう60年近く前の録音ですが、後にも先にもこれを超える名盤が出ることはないと思います。100年後もきっと人類はこのショルティ・シカゴ交響楽団の名盤を聴き続けているでしょう。ステレオ録音初期の演奏ですが、録音・リマスタリング共に優秀で、音質も聴き劣りすることはありません。 自分は「オペラを聞くならDVDだろう」と言っている人間ですが、このCDはもう凄すぎます。まず、なんと言っても歌手陣の豪華さ!ワーグナー歌手スター選手陣の豪華共演です。主役から脇役まで全員大スター!(うら若き日のルチア・ポップまで出ています!)耳が幸せ。聞き惚れてしまいますね。 CDは各タイトルごとに4つに分けられ、ボックスに綺麗に収まっています。なんとも豪華でなんだか出し入れするだけでも幸せな気分にさせてくれます。ワーグナーが嫌いな人でも、クラシックファンなら一家に1セット飾って置いてもいいくらいのCDだと思いますよ。2 people agree with this review
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nick fald II | 静岡県 | 不明 | 19/June/2020
この作品の金字塔の名盤。まだこの時代全曲録音のなかった時代、しかもSTEREO録音が始まったばかりの時代です。まさしくジョン・カルショー先遣の名がありました。「カルショーの手記」を読んで見ると最初はクナで録音したかったと。しかしクナはリハーサルをしない指揮者なので、この前にショルティ氏は「ワルキューレ第3幕」をウィーンフィルで録音しており、この演奏がカルショーの目に触れ、決定したと。最初はDECCA本社から却下されたがカルショーの強い要望でとりあえず「ラインの黄金」に踏み切った。それが思った以上の売れたのでそれ以後結局は全曲録音になったと、その後有名な木箱による豪華BOX全集が発売されましたがこの木箱の全集も私は持っていましたが、私が今持っているのは「blue ray audio」による豪華全集です。これを聞くと明らかにORIGINAL盤を超えてます。ニーベルハイムに降りていくときの録音も素晴らしいし、ワルハラ城の入場の金とこの音もすさまじい。まるでSF映画でも見ているがのごとく。カルショーの威信をかけて録音したのでこのあたりが名プロデューサーと言われるゆえんかも・・・・。0 people agree with this review
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 26/November/2018
この演奏がある限り、今後、どんな名演・名録音が出てきても、このショルティ盤を超えるものは無いでしょう。20世紀最高のCDの一つです。2 people agree with this review
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爺さん | 千葉県 | 不明 | 11/March/2017
好みが大きく分かれる指揮者ではあるが、私は大好きだ。「ワルキューレ」第2幕の前奏曲でティンパニーが鳴り響きワルキューレの動機が開始されると鳥肌が立つほどゾクゾクしたものだ。随所にスタジオ録音ならでは演出があり、歌手の立ち位置が躍動し、その響きにも工夫がある。そういったことが鼻について嫌な演奏と感じる人もいるんだろうな。でもね、これほど楽器の一音一音が明瞭に聴こえ、歌手とオケのバランス(タイミングとか音量とか諸々)が素晴らしい「指環」にどうケチをつけるってんだ。ライブだと、どうしてもオケと歌手がずれる部分があったりして、指揮者も歌手も苦労するところだと思う。2016年11月東京文化会館で観た「ワルキューレ」でもそんな部分があったし、指揮者アダム・フィッシャーも「歌手が気持ちよく歌唱することにどう合わせるかも指揮者の仕事」的なことを言ってた(ベームとは随分ちがうなー)。なので、ライブ盤では多少瑕疵になってしまう部分があっても仕方がない。そういった意味でもこの指環全曲スタジオ録音企画は、理想を追求しようとして見事に結実した珠玉の作品なんだと思う。2 people agree with this review
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endless odyssey | 大阪府 | 不明 | 17/June/2012
演奏の良し悪しなどは、客観的なタイムや奏法などよりも、結局個人の好みの問題に集約されると思います。それは、一人一人が他人や評論家の意見に左右されず、自分だけの価値観を確立すれば、自ずと自分にとってかけがえのない演奏に出会えるものと思います。それよりも、現在では、芸術の世界においても経済の理屈が幅を利かしているようです。それ以前の、音楽家が、純粋に音楽の事だけに集中することが可能であった時代のウィーン・フィルの奏でる音を、このCDでは15時間も聴くことができます。私にとってそのことが、この演奏の最大の魅力であると思っています。7 people agree with this review
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clara | 北海道 | 不明 | 13/March/2010
キャスティングから演奏、レコーディング・編集までをひとつの作品とするならば、これほど製作者の良心と創意・工夫そして情熱が伝わってくる作品は滅多に無いのではないか?人によっては「オペラハウスではこんな風に聴こえない」とか「変な効果音が入っていて気に入らない」と言う人もいることだろう。しかし、現代のようにライヴを「ただ収録しただけ」の、尚且つパッとしない演奏に比べれば何十倍も臨場感があると私は感じる。この臨場感は、目を瞑ればオペラハウスがイメージできるというスケールの小さなものではなく、まさにワーグナーが思い描いていた物語世界に自分自身がいるのではないかと思わせるような臨場感なのである。これは正に製作者の確固たるポリシーとファンタジーが結実したものであり、最近の録音には希薄な要素である。というよりもこの作品に突出して認められる特色であり、こうした点においてこのアルバムは、現代においてなお一層光輝く。とにかくこの録音が今から50年以上も前のものであることに驚嘆せざるを得ない。LP初出時をリアルタイムで体験していないが、そのインパクトは相当なものであったのは想像に難くない。当時のDECCAの人材・技術の水準の高さを思い知らされる一品である。14 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 28/December/2009
ショルティがニーベルングの指環全曲を録音して以降、カラヤンはベームの全曲録音や、過去の演奏では、クナッパーツブッシュの名演、最近では、カイルベルトの名演が発掘されたりしているが、現在においても、トップの座を譲らない永遠の名盤だ。まぎれもなく、レコード録音史上最高の名盤と評価したい。何よりも、歌手陣が素晴らしい。歴史的なワーグナー歌手の全盛期に録音されたというのが、まずは本盤の成功の要因に揚げられると思う。次いで、ウィーン・フィルの名演が実にすばらしい。ショルティのいささか力づくの指揮が、ウィーン・フィルの優美な音色が緩衝材になって、非常に調和のとれた演奏になっている点も見逃してはなるまい。そして、録音の素晴らしさ。名プロデューサーのカルショウの下、ニーベルハイムに降りていく際の金床の音色や、ニーベルング族が金を天上界に運んでいる際、アルべリヒの一喝によって逃げ惑う際の悲鳴の響かせ方、ワルキューレの騎行の立体音響など、50年代後半〜60年代前半の録音とは思えないくらいの鮮明さであり、現在に至るまで、これを凌駕する録音が現れていないのは脅威と言うべきであろう。最近、ESOTERICからSACD盤が発売されたが、さらに音質のグレードがアップしており、本盤の価値をさらに高めることになったことも特筆すべきである。13 people agree with this review
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T.G. | 東京都 | 不明 | 06/December/2009
ワーグナーを避けていましたが、とうとう聴いてしまいました。そしてまんまとそのわなにはまり、ぬけられなくなってしまいました。この次にバレンボイムのDVDも買っていよいよ泥沼にはまり込んでいます。そういえばこの録音のメイキングのDVDもこの間店頭でみました。これも絶対見てみようと思っています。又ビルギット・ニルソンの自伝にもこの頃の話が出ていますのでそちらも読むと面白いと思います。 これは歴史的遺産です。4 people agree with this review
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hesomagarri | chiba | 不明 | 15/February/2009
その昔は高価で、オペラも嫌いであったが、やっとこの有名な録音にたどり着いた。吉田某氏の「しかし、ヴァーグナーは、絶対に、きかなければならない」というのを読んでから随分、時が経ってしまった。楽劇などと言うが、エンタテイメントとして楽しめる。ワルキューレの最後など泣かせる。神々の黄昏に至っては支離滅裂だが、しかし、面白い。この録音は作った音だが、十分な価値があるし、ショルティはもっと評価すべき指揮者だと思った。3 people agree with this review
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ミラクル博士 | さいたま市 | 不明 | 21/December/2008
映像を伴わない音だけのソフトとしてはこれが最高である。綺羅星の如く勢揃いした名歌手達の偉大な歌唱を最高のオーケストラ演奏で支え、それをサウンドの鮮明に驚かされる名録音で留めたことにこのCDの価値がある。今後ともこれを凌ぐことは不可能だろう。およそショルティに才気に溢れたり、霊感に満ちた演奏は期待できないが、職人としての腕は確かで、手堅くまとめている。4 people agree with this review
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ガリ | 泪橋 | 不明 | 06/August/2008
玄人好きする演奏ではないかもしれない。しかし、録音におけるスタンダードとしての価値の見せつけ方が凄い。録音、歌手、オーケストラ、全てが揃っている。ショルティも本録音の映像で見られる、狂ったような没入振りで、中途半端な場面を無くすよう最大限の努力を惜しまない。ワルキューレの終幕は呼吸感はクナのスタジオ録音が勝るも、高揚感は本番が録音の色気も手伝って上を行く。1 people agree with this review
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ワーネリアン | 愛知 | 不明 | 19/January/2008
クナのライヴ盤は捨てたものではありません。しかし、スタジオ録音盤となるといまだにこのショルティ盤を超えるものは出ていないと思います。フリッカをフラグスタートで聴けるなんて、デッカの仕事に拍手です。『ニーベルングの指環―録音プロデューサーの手記』カルショウ著を読むと、この盤を聴く楽しみがもっと増えますよ。「指輪」を初めて聴くのなら、とにかくお勧めします。5 people agree with this review
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わぐねりあ | 大阪 | 不明 | 17/January/2008
クナッパーツブッシュなどという過去の産物を愛する人間には、この演奏の近代的なよさはわからないだろう。 何度聞いても、胃にもたれず、実に親しみやすい。 人口に膾炙しやすいという特性を持った録音はそうそうないものである。4 people agree with this review
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