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Beethoven (1770-1827)

SACD Symphony No, 4, Overtures : Kertesz / Bamberg Symphony Orchestra (Single Layer)

Symphony No, 4, Overtures : Kertesz / Bamberg Symphony Orchestra (Single Layer)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  25/January/2012

    1920年代の演奏家が第一線を退いたり亡くなったりしている昨今で40歳代前半で既に事故死していたケルテスがもし存命で活動していたならば指揮界地図はどうなっていただろうか・・・。彼も現代の大量生産時代に飲み込まれ粗製乱造とまでは行かなくともビジネスライクに対応せざるを得なくなっていたかも・・・。ケルテスの他演奏でのレビューに書き込んだ様に彼の遺された演奏盤に(その演奏を惜しむ事もあってか)ケチがついている事が殆どなく若い方の世代の指揮者として瑞々しい演奏が私たちに残されております。ブラームスのセレナード指揮盤レビューでも述べたのですがケルテス指揮でベートーヴェンの若い時の作品も聴きたいとかねて思っていた処でケルテスには(ベートーヴェンの協奏曲指揮伴奏には幾枚か演奏盤が見当たるものの)珍しい交響曲の第4番その他序曲三曲をバンベルクSOを振って演奏録音したのが本盤であります。録音は1960年頃というからケルテス31歳の頃で演奏タイムは@9’52A10’36B5’58C5’27と反復の関係もあるかも知れませんが比較的短めの方(第2楽章はたっぷり感が有ります)で演奏自体も他のレビューの方も書かれている様に深みとは別の世界で各楽章、タイムとあいまってのイキイキした運びはむしろバンベルクSOの別の面を見たというのが正直な感想です。マァまだ三十代のベートーヴェンの作品を同じく三十代の指揮者が演奏したというのにピツタリですね。他の序曲レオノーレ第3番(タイム14’12)、コリオラン(同9’28)、エグモント(同9’02)は各曲短めだけに勝負が付き易く夫々覇気ある演奏が世間ではひょっとして交響曲より好評でありますね。それに本盤仕様では音質が期待されます。なお、交響曲第2番も別に録音(同じくバンベルクSO)されており機会があれば聴くつもりであります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  22/October/2011

    先月より発売が開始された、日本コロンビアによるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化シリーズは好評を博しており、今月はその第2弾が登場することになった。もっとも、その対象となる演奏の選定に際して、アンチェルによるドヴォルザークの交響曲第9番やマタチッチによるブルックナーの交響曲第5番についてはおおむね妥当であると考えるが、よりによって何故にケルテスによるベートーヴェンの交響曲第4番を選定したのかは若干の疑問を感じずにはいられないところだ。もちろん、決して悪い演奏ではない。むしろ、名演との評価が可能な素晴らしい演奏ではあるが、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化をするのであれば、他にもっと優れた演奏があるのではないだろうか。それはさておき、ケルテスは才能のある偉大な指揮者であった。1973年のイスラエルでの海水浴中の悲劇の事故がなければ、当時43歳の若さであっただけに、その後の指揮者地図が大きく変わったことは否定し得ない事実であると言える。本演奏は1960年のスタジオ録音であり、ケルテスが未だ31歳というデビューしたばかりの時期のものだ。それだけに、演奏に奥行きのある彫の深さを求めることは困難ではあるが、各楽章のトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫や強靭な生命力が演奏全体に漲っており、正に若武者ならではの爽快な演奏に仕上がっていると言える。そして、ケルテスが素晴らしいのは、スコアに記された音符の表層だけをなぞっただけの薄味な演奏には陥っておらず、どこをとっても瑞々しささえ感じさせるような豊かな情感が込められている点である。これが、本演奏が気鋭の若手指揮者による演奏らしからぬ内容の濃さを有している所以であると言えるところであり、ケルテスが死の直前にバンベルク交響楽団の首席指揮者への就任が決定していたことも十分に理解できるところだ。併録の「レオノーレ」序曲第3番、「コリオラン」序曲、そして「エグモント」序曲も、交響曲第4番と同様のアプローチによる圧倒的な名演に仕上がっていると高く評価したい。そして、本盤で素晴らしいのは、何と言ってもシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化による極上の高音質であると言える。本演奏は、いずれも今から50年以上も前の1960年のものであるが、ほぼ最新録音に匹敵するような鮮明な高音質に生まれ変わったと言える。あらためて、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、ケルテス&バンベルク交響楽団による名演を、現在望み得る最高の高音質であるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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