Polovinkin, Leonid (1894-1949)
Symphony No, 7, Heroic Overture, etc : Titov / St Petersburg State Academic Symphony Orchestra
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MISPRISIONER | 東京都 | 不明 | 23/November/2011
本盤に収録された作品は、いずれも健康的で明るく、重厚で激烈なイメージとはまた別の「ソヴィエト音楽」の側面を垣間見させてくれる。交響曲第7番は、奇しくもショスタコーヴィチの同じ番号の交響曲が初演されたのと同じ年に作られた作品(初演は翌43年、ロジェストヴェンスキーの父、ニコライ・アノーソフ指揮による)。作風はネオ・ロシアティズムとでもいおうか、バラキレフやカリンニコフを彷彿とさせるものがある。ポロヴィンキンといえば、現代音楽協会(ACM)の構成員であり上級スタッフだったことがそのプロフィールを語る際にお題目のように唱えられるが、こういう音楽を聴いていると、彼のキャリアを考える際、1924年から務めたモスクワ中央児童音楽劇場の音楽監督だったことの方が重要であるように思われる。すなわち、ポロヴィンキンが音楽を書く上での姿勢として、子供にはどういう音楽を聞かせてよいのか、という観念が常に念頭にあったのだと思う。モスクワ中央児童音楽劇場は、筋金入りの共産主義者のナターリア・サーツ(Наталия Сац 1903‐1993)が設立し、総監督を務めた劇場で、プロコフィエフの《ピーターと狼》もこの劇場からの委嘱によって生まれた作品だ。本盤に収録された作品の中では、ミツバチの生態を追ったドキュメンタリ映画《陽気な種族》の音楽が、その思想を最もよく体現しているだろう。《英雄的序曲》も、時に大胆な響きを聴かせることもあるが、基本的にはネオ・ロシアティズムの域を出ない音楽で、アレンスキー風の短いアンダンテを経て、アレグロ・ノン・トロッポの主部に入ってからもミヤスコフスキー風の音楽が続く。演奏は、いずれもしっかりとしていて、作品の魅力を余すところなく伝えているが、いかんせん、作品自体に情感に訴える魅力が乏しいところがあり、相当なソヴィエト音楽マニアでなければ、どうしても手に入れなければならないディスクという訳ではないと思う(従って星4つ)。1 people agree with this review
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参吉 | 大阪府 | 不明 | 29/October/2011
「戦時の音楽」シリーズだが、この曲は明るく田園的、どこかチェコやイギリス音楽との親近性を感じさせる。小太鼓を伴った生き生きとしたスケルツォが、特に魅力的ですばらしい。しかし、音楽辞典の中の存在だったポロヴィンキンの交響曲がこうして聴ける時代になったのだから、とにかくありがたい。0 people agree with this review
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 04/October/2011
交響曲、序曲そして映画音楽からとポロヴィキンの管弦楽曲の魅力が満載の一枚。 シリアスなものからチャーミングなものまで、プロフェッショナルの仕事を見渡すことができる。0 people agree with this review
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